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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年12月14日

AKMの修理





毎度お世話になります、オヤジGUNです。

ラルーM4修理中に入ったAKMの修理についてご報告いたします。
大した作業ではないと思われたマズル修理でしたが、宴会続きでたるんだ心を戒めるためにも真摯に取り組みました。

そんな心を知ってか知らずか、先ほどから

「キョウ、ミセヒマ、スグコイ、チューシテヤル」

とのウレシイお誘いの電話が。

しかし、私も変態のはしくれ、チューだけでは逝けません。丁重にスルーいたしました。日本語は難しいでしょうが、早くメールを使えるようになってほしいものです。

さて、当初友人から

「AKMのマズルがもげた」

との事で、何を言っているのかさっぱり判りませんでしたが、実物を見てみると、この通り…





亜鉛ダイキャスト部品をこんなに薄く設計したらそりゃもげるでしょう。材料自体も良くないらしく、亜鉛とはいえ柔らか過ぎです。
劣悪な材料と未熟な設計…

改めて中華製の落とし穴を垣間見ました。

日本製品(少なくともマルイ製)では考えられないでしょうが、かといって技術も日進月歩、日本製といってあぐらをかいていてはその内、こんな中華製にも凌駕されてしまうでしょう。
これを教訓に我々も国際競争を勝ち向くために精進しなければなりません。

まあ、いいや。

仕方ないのでVSR用のマズルアタッチメントを旋盤加工し、このような部品を作製しました。








本ブログでちょくちょく旋盤加工が出てくるので

「この人、旋盤持ってんだ」

と思われるかもしれませんが、会社の備品の小型卓上旋盤です。


以前、上司がガイコクジンだったのを良いことに、だまくらかして導入しました。ほんとはフライスもほしかったのですが、この上司が会社を辞めちゃったのでこの野望は潰(つい)えました。今じゃ、会社を興してシャチョーサンだそうです。

世の中わからんモンです。


もげてしまった亜鉛ダイキャスト部品を(強度良く、きれいに)くっつける事は(私には)出来ませんのでネジを直接アウタバレルに取り付ける方法をとりました。





アウタバレルとサイトとマズル部品をネジ一本で留めるのはちょっと無理がありましたが、何とか強固に固定する事が出来たので、まあ、良しとします。





 改めてこのフルメタルAKMを見てみると、なかなかいい感じです。造りはアレですが、重量感、質感では申し分ありません。
「所有する喜び」のような妙な魅力があります。AKMってところもシブいです。





初速も93m/s位で結構まっすぐ良く飛びます。
なんでAK系ってこんなに真っ直ぐ飛ぶんだろ?





ともあれ無事に完成したので思う存分、友人に恩を売りたいと思います。

また、国際的な問題にも真摯に向き合おうとも改めて思いました。

グローバルな昨今ですしね。

でも件の上司の退職以降、国際的な異文化交流は専(もっぱ)ら東南アジア系に集中していますので反省や今後の対策もふくめて次(今週末)はいつものように日本人の店に行きたいと思います。





ご閲覧、ありがとうございました。







  


Posted by オヤジGUN  at 23:32Comments(0)修理依頼