2012年05月27日
クァンタムギア ―続編―
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
先達て、音信不通になっていたキャバのオネイサンから連絡がありました。
OPPに移籍したので今度是非来てくれとの事。
たいへんうれしいお誘いですが、二の足を踏んでいます。
以前はOPPにも躊躇無く行っていたそんなある日、「ハッスルタイム」的なイベントでメガネをOPで叩き折られました。
それ以来、足を運んではおりません・・・
しかし、あのオネイサンのOPを労せず拝むことが出来ると思えば、大変合理的・・・
とはいえ、そんな安易な道を選ぶ生き様は『男』としてどうか?
そもそも揉んだり吸ったりするのみで本懐といえるのか(ガマンできるのか)?
悩みすぎて胃が痛くなりそうです。
さて、今回はもう一つの悩みのタネ、クァンタムギアの続編です。
前回判った問題点は
・初速の低下
・11.1vリポにおける弾砕け(玉突き)
・おおらかな表示の初速計
以上の点の一部を検討・改善途中経過をご報告いたします。
まず初速。
当初、フルセットに入っていた「かさ上げスペーサ(正式名称不明)」をパクりこのようなスペーサを作製しました。
作ったというより昔ハイサイ用に作製したモノを発掘しました。AKのアウタバレルを細切れにしたものです。
セクカ無しの時のピストン後退位置を0(ゼロ)として、セクカ5枚(多分)とクァンタムギアの後退位置を計ったところ・・・
セクカ無し:0mm
セクカ5枚:-16mm
クァンタムギア:-27mm
だったのでとりあえずセクカ5枚と同等とするため、10mmのスペーサです。
本来なら11mmにすべきですが、これが一番近かったので、まあ良しとします。
とりあえずアングス製HC用スプリングで測定(バレル長:300mm、PDW用シリンダ)
HOP無し:Ave87m/s
うーん、改善は出来ましたが、もうちょっと欲しいところ。
「それではアングス製SSスプリングでも」と思いましたが、このあたりになってくると結構入れるのがシンドくなります。それにかさ上げしているという事は常にスプリングが圧縮されている状態にある事になります。
これはスプリングの耐久性にも悪影響を及ぼす(ヘタる)事になりますし、トルクの高いモーターや高い電圧を必要とします。
そもそもスプリングとは(出たぞ、大したこと無い話をエラそうに話すウンチクが・・・)引き始めは軽く徐々に重くなってきます。このため軽い引き始めでスピードがつき、その勢いで最後まで引ききる事になります。この特性(現象)を利用しているのが不等ピッチスプリングです。弱いトルクで強いスプリングを引く事を目的としています。
ホラ、懸垂や腹筋はゆっくりやるとキツイけど勢いつけてやるとラクじゃん(このたとえ話、必要か?)。
しかし、今回のようにスペーサを入れてしまうと、この「軽い引き始め」が存在しなくなるので最初っから思い重いスプリングを引くことになり、燃費やモーターには良くありません。
うーん、どうした物か・・・
考えあぐねて、ついに禁断の領域に足を踏み入れる事としました。
向かった先は「アイデアの泉(封印箱)」です。
ここにはいにしえのパワー戦時代のパーツ、そうM160スプリングやらテッチントルクギア等、凶悪パーツが眠っている魔窟・・・
しかも規制前、友人のGUNのディチューンも請け負っていた為、数が増えてるし。
資源ゴミの日に出すのを忘れて、それっきり・・・
これらを眺めていると悪夢のようなあの時代が思い出されます。
「そういえばGショック叩き割られたヤツ、いたなあ」
「白いホクロだと思ったら、ほっぺたにめり込んだBB弾だった・・・」
「派手なヤツがいるな、と思ったら猪を追ってきたリアルハンターだった・・・」
イタイ思い出ばかりです。アノ頃に戻りたいとは思いません・・・
おっと、思い出話はこのくらいにしましょう(オヤジの昔話は特に長い)。
チョイスしたのはM130スプリング。このあたりは中華パーツでもあるので今でも入手は出来るかと思います(散々、話盛って結局M130かよ・・・)。
これをポン付けしてしました。
また、サイクル向上策として固定ストック内の配線を作り直しました。
ストック内には長い変換コード(ミニ→ラージ)が付いていますが、これをシリコンコードにて「床内引き直しの刑」に処します(配線を引き直すって事ね)。
この純正コード、ニッ水やニッカドだとわかり辛いのですが、リポだと少々心許無く、サイクル低下の元になります。いつもはテフロンコードを使用しているのですが今回はシリコンコードで作製しましたが、問題無いようです(つか、違いが判らない)。
なぜシリコンコードにしたかと言うと、入手しやすさからです。テフロンコードはなかなか売ってませんが、シリコンコードならラジコンを扱っている店では大概売っています。
それと最大の理由は、ただなんとなくです・・・
当然、すべてメカボ内からシリコンコードに引き直すのが理想的ですが、メンドクせーし、専用配線になってしまうのでやめました。
さて、実射結果
初速:Ave86m/s
サイクル:33.3r/s(またこの数値・・・)
バッテリ:リポ7.4v2250mAh
スプリング:SYSTEMA製M130(?)
バレル:Angs製150mm
シリンダ:純正PDWサイズ
あら?初速下がっちゃった・・・
軽い感じで「ビヒャーーーーー」と飛んでいきます。
ただ、セクカを11.1vでブン回しているような「ビィィィィィ・・・」と言うようなトルクフルな撃ち応えは感じられません。
この擬音表現で理解して頂けるか甚だ疑問ですが、なんか軽薄な感じ・・・
とはいえブローの兆候無し。玉砕けや玉突きもナシ。7.4vなら全然大丈夫な感じです。
ただセミはほとんど使い物になりません。撃てたり撃てなかったり・・・
「オレはこのギアやOPPに多くを求めすぎているのか・・・」
そしてそんな疑問を振り払うべく11.1Vでの試射・・・
より高い次元へ、新しい世界へとの知的好奇心と、ブローさせて無かった事にしようという邪念まだ消えていませ・・・
うおー、すげー。給弾が追いついていねー・・・音もすげー。
ブローの兆候だか、こんなもんなんだか分りません。
そしてブロー・・・
やっぱりブローの兆候だったのね。壊れちゃいました。
確認してみるとピストンは大丈夫。
各ギアも異常無し。
アレ?
いやいや、ピニオンが逝ってました。
マルイ700モーターから抜いたピニオンでは役不足だったのでしょうか・・・?
他の改善点や考察もご紹介したかったのですが、支離滅裂な長い文章になっちゃったのでまた「つづく」という事にしたいと思います。
また、これから更なるクァンタムギアチューニングとOPP攻略を熟考したいと思います。
ご閲覧、ありがとうございました。
先達て、音信不通になっていたキャバのオネイサンから連絡がありました。
OPPに移籍したので今度是非来てくれとの事。
たいへんうれしいお誘いですが、二の足を踏んでいます。
以前はOPPにも躊躇無く行っていたそんなある日、「ハッスルタイム」的なイベントでメガネをOPで叩き折られました。
それ以来、足を運んではおりません・・・
しかし、あのオネイサンのOPを労せず拝むことが出来ると思えば、大変合理的・・・
とはいえ、そんな安易な道を選ぶ生き様は『男』としてどうか?
そもそも揉んだり吸ったりするのみで本懐といえるのか(ガマンできるのか)?
悩みすぎて胃が痛くなりそうです。
さて、今回はもう一つの悩みのタネ、クァンタムギアの続編です。
前回判った問題点は
・初速の低下
・11.1vリポにおける弾砕け(玉突き)
・おおらかな表示の初速計
以上の点の一部を検討・改善途中経過をご報告いたします。
まず初速。
当初、フルセットに入っていた「かさ上げスペーサ(正式名称不明)」をパクりこのようなスペーサを作製しました。
作ったというより昔ハイサイ用に作製したモノを発掘しました。AKのアウタバレルを細切れにしたものです。
セクカ無しの時のピストン後退位置を0(ゼロ)として、セクカ5枚(多分)とクァンタムギアの後退位置を計ったところ・・・
セクカ無し:0mm
セクカ5枚:-16mm
クァンタムギア:-27mm
だったのでとりあえずセクカ5枚と同等とするため、10mmのスペーサです。
本来なら11mmにすべきですが、これが一番近かったので、まあ良しとします。
とりあえずアングス製HC用スプリングで測定(バレル長:300mm、PDW用シリンダ)
HOP無し:Ave87m/s
うーん、改善は出来ましたが、もうちょっと欲しいところ。
「それではアングス製SSスプリングでも」と思いましたが、このあたりになってくると結構入れるのがシンドくなります。それにかさ上げしているという事は常にスプリングが圧縮されている状態にある事になります。
これはスプリングの耐久性にも悪影響を及ぼす(ヘタる)事になりますし、トルクの高いモーターや高い電圧を必要とします。
そもそもスプリングとは(出たぞ、大したこと無い話をエラそうに話すウンチクが・・・)引き始めは軽く徐々に重くなってきます。このため軽い引き始めでスピードがつき、その勢いで最後まで引ききる事になります。この特性(現象)を利用しているのが不等ピッチスプリングです。弱いトルクで強いスプリングを引く事を目的としています。
ホラ、懸垂や腹筋はゆっくりやるとキツイけど勢いつけてやるとラクじゃん(このたとえ話、必要か?)。
しかし、今回のようにスペーサを入れてしまうと、この「軽い引き始め」が存在しなくなるので最初っから思い重いスプリングを引くことになり、燃費やモーターには良くありません。
うーん、どうした物か・・・
考えあぐねて、ついに禁断の領域に足を踏み入れる事としました。
向かった先は「アイデアの泉(封印箱)」です。
ここにはいにしえのパワー戦時代のパーツ、そうM160スプリングやらテッチントルクギア等、凶悪パーツが眠っている魔窟・・・
しかも規制前、友人のGUNのディチューンも請け負っていた為、数が増えてるし。
資源ゴミの日に出すのを忘れて、それっきり・・・
これらを眺めていると悪夢のようなあの時代が思い出されます。
「そういえばGショック叩き割られたヤツ、いたなあ」
「白いホクロだと思ったら、ほっぺたにめり込んだBB弾だった・・・」
「派手なヤツがいるな、と思ったら猪を追ってきたリアルハンターだった・・・」
イタイ思い出ばかりです。アノ頃に戻りたいとは思いません・・・
おっと、思い出話はこのくらいにしましょう(オヤジの昔話は特に長い)。
チョイスしたのはM130スプリング。このあたりは中華パーツでもあるので今でも入手は出来るかと思います(散々、話盛って結局M130かよ・・・)。
これをポン付けしてしました。
また、サイクル向上策として固定ストック内の配線を作り直しました。
ストック内には長い変換コード(ミニ→ラージ)が付いていますが、これをシリコンコードにて「床内引き直しの刑」に処します(配線を引き直すって事ね)。
この純正コード、ニッ水やニッカドだとわかり辛いのですが、リポだと少々心許無く、サイクル低下の元になります。いつもはテフロンコードを使用しているのですが今回はシリコンコードで作製しましたが、問題無いようです(つか、違いが判らない)。
なぜシリコンコードにしたかと言うと、入手しやすさからです。テフロンコードはなかなか売ってませんが、シリコンコードならラジコンを扱っている店では大概売っています。
それと最大の理由は、ただなんとなくです・・・
当然、すべてメカボ内からシリコンコードに引き直すのが理想的ですが、メンドクせーし、専用配線になってしまうのでやめました。
さて、実射結果
初速:Ave86m/s
サイクル:33.3r/s(またこの数値・・・)
バッテリ:リポ7.4v2250mAh
スプリング:SYSTEMA製M130(?)
バレル:Angs製150mm
シリンダ:純正PDWサイズ
あら?初速下がっちゃった・・・
軽い感じで「ビヒャーーーーー」と飛んでいきます。
ただ、セクカを11.1vでブン回しているような「ビィィィィィ・・・」と言うようなトルクフルな撃ち応えは感じられません。
この擬音表現で理解して頂けるか甚だ疑問ですが、なんか軽薄な感じ・・・
とはいえブローの兆候無し。玉砕けや玉突きもナシ。7.4vなら全然大丈夫な感じです。
ただセミはほとんど使い物になりません。撃てたり撃てなかったり・・・
「オレはこのギアやOPPに多くを求めすぎているのか・・・」
そしてそんな疑問を振り払うべく11.1Vでの試射・・・
より高い次元へ、新しい世界へとの知的好奇心と、ブローさせて無かった事にしようという邪念まだ消えていませ・・・
うおー、すげー。給弾が追いついていねー・・・音もすげー。
ブローの兆候だか、こんなもんなんだか分りません。
そしてブロー・・・
やっぱりブローの兆候だったのね。壊れちゃいました。
確認してみるとピストンは大丈夫。
各ギアも異常無し。
アレ?
いやいや、ピニオンが逝ってました。
マルイ700モーターから抜いたピニオンでは役不足だったのでしょうか・・・?
他の改善点や考察もご紹介したかったのですが、支離滅裂な長い文章になっちゃったのでまた「つづく」という事にしたいと思います。
また、これから更なるクァンタムギアチューニングとOPP攻略を熟考したいと思います。
ご閲覧、ありがとうございました。