2012年07月11日

燃えよ!ドラ…いやG3(ゲードライ)

燃えよ!ドラ…いやG3(ゲードライ)

毎度お世話になります、オヤジGUNです。

久々の投稿です。
気がつけば一ヶ月以上も放置状態。別に仕事が忙しいとか、体の具合が悪かった訳ではありません。


ただ、やる気がなかっただけです。


と言いますのも、梅雨時期に入り、山積しているテーマの評価(試射ね)が出来なかった為です。しかもPCの不調やGUN以外の趣味であるプラモ作りにも勤しんでいたのも理由の一つです(プラモについてはいずれまた…)。

さて、本日は「G3道」のご報告させて頂きます。

懸案であった集弾性のバラツキを改善する事ができました。
具体的な対策方法は、以下のパーツの採用です。

・参式バレル
・でんでんむし
・ジュラコン中心だしスペーサー(KM企画)

「中心だしスペーサ」は必須としても「参式バレル」と「でんでんむし」の併用にどれほど相乗効果があるか分りませんが、本機では良い結果が出ました。
ただ、同品を使用しているキンフレARに比べるとまとまりが悪いようです。これは構造的、剛性的な問題から致し方ないモノと思います。

燃えよ!ドラ…いやG3(ゲードライ)



しかしながら事件はおきました。
トルク型モーターを奢り11.1v仕様にしたにもかかわらず非常に重い回転音…

「なんで?」

と思いつつも試射を続けると

「シュウ…」

という音と共に停止。それどころか煙が出てきました!!

「きゃー!燃えたー!!リポ発火?ヤーバーイー!!」

と相当ビビリましたが良く見るとコネクタハウジング(メカボ後部)が溶けていました。「シュウ…」はその時の音でした。
機械的な高負荷により弱い接点部(コネクタ)が高温になり、ついには接続が切れたようです。ついでにハウジングを溶かして…

燃えよ!ドラ…いやG3(ゲードライ)



分解確認してみると、間違えてシムを一枚よけいにつけていました。

「こんなんで良く回ってたな」

と思うくらいキッツキツでした。
つくづく、「飲みながらエアガンいじっちゃイケナイ」と思いました…

この点を改善したところ、無事イメージ通りのサイクルに。
HOPダイヤルの緩みも気になったのでチャンバ前部のOリング(内径φ9.8mm、太さ1.9mm)も新調。マガジン挿入はキツくなりましたが、緩みは解消。

燃えよ!ドラ…いやG3(ゲードライ)



件のキンフレARがトルクモーターなのでその差別化のために(調子に乗って)ハイスモーターを換装しました。
まあ、例によって33.3か50r/sしか表示されないけど…

「まあ、こんなもんで上等でしょう…」

と試射を続けていると、次第にギャリギャリ異音が…
見ると焼結ピニオンがもう丸坊主寸前です。

燃えよ!ドラ…いやG3(ゲードライ)



「まあ、エエじゃろ、想定内じゃけんのう」

心に余裕もあるせいか、思わず広島弁です(ナゼ?)。
ピニオンをイーグルフォース製(多分、切削品)に交換して、もはや死角無し。

「唸(うな)れ!50r/s!!(多分、勘違い)」

とトリガを引いたところ

「シュウウ…」

と唸ってしまいました。

「きゃー!燃えたー!!リポ発火?ヤーバーイー!!」

あれ?デジャヴ?
また煙が出ています。同じコネクタからです。モーター無負荷の状態でトリガを引くと「ウイーン」と普通に回ります。

「慣らし」を忘れてました。

焼結ピニオンやハイトルクモーターなら、ちょっとくらいギアの摩り合わせが悪くても何とか回っちゃいますが、ハイスモーターは立ち上がりのトルクが少ないので回らなかった様です。多分、ピニオンが削れた際、ベベルも変形し、そこにピンカドの立った切削ピニオンが引っ掛かったのでしょう。
この現象はグリップ内の配線引き回しが上手く出来ていない(モーター摺動を妨げる)と同様の現象が起こるようです(友人がやった)。

メカボからピストン類を取り除き、使用するモーターとギアだけの無負荷状態で「慣らし運転」をします。キッチリやる方はこの時、グリスの代わりに「ピカール」を塗布します。
もちろん、私はメンドクサイのでそんな事しません。

幸い、数分回しただけで異音が消えました(私は音で判断)。多分、OKです。

ギアを軽く洗浄し、再組立て。

ようやく実使用に耐えうる様になりました。ホント良かった…

燃えよ!ドラ…いやG3(ゲードライ)



んで、参考までにレシピは以下の通り

・13:1ハイスギア (SHSセクタ4枚カット[前3 後1])
・リポ:11.1v(FIRE FOXおよびイーグル製)
・モーター:HS50000モーター(AIP製)
・ピストン:ブルークリア7枚メタル品(SHS)
・ピストンヘッド:マルイ純正(Oリングのクリアランスは結構スカスカ)
・スプリング:FeM120(旧SYSTEMA製)+スペーサ2枚(PDI製)
・シリンダ:加速シリンダM4サイズ(マルイ純正)
・ノズル:でんでんむし
・軸受け:オイルレスメタル(メーカー不明)
・チャンバ:マルイ純正 長掛けHOP 電気なまず(辛口フルサイズ)
・タペプレ:HC M4用(マルイ純正)
・バレル:参式滑空 302mm(ACE研究所)
・MC51用レイルスリーブ(ライラ製)
・G3用チャンバブロック(PDI製)
・初速:Ave95.9m/s(HOP無し)Ave93.1m/s(HOP適正)(0.20gマルイ製ノンバイオ使用)
・サイクル:33.3~50.0r/s(?)

実射では46m先の一斗缶にポコポコ当たります。もう少し集弾性を良くしたいのでメタフレ化や流速化をも考えていましたが、友人曰く

「ハイサイ(バラマキ銃)だから多少、散った方が良いんじゃないの?」

なるほど、そう考えれば適度な散りっぷり。納得。

今回は、今までのような、いい加減なチューニングで機械的負荷を放置しておくと、リポ使用では思わぬ惨事を招く事が体感できました。今後の教訓にしたいと思います。

もうこれで良いでしょう。
長かった「G3道」もやっと一段落です。

「もうこれでおしまい」

としたかったのですが…

どーゆー訳かこんなロア(ってゆーか苦労)を購入しちゃいました。

燃えよ!ドラ…いやG3(ゲードライ)



もう、これがさぁ…


長くなりそうなので次回のネタにいたします。


今しばらく「G3道」は続きそうです…





ご閲覧、ありがとうございました。







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Posted by オヤジGUN  at 00:20 │Comments(0)G3道

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