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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年04月29日

89式改―続編ー


毎度お世話になります、オヤジGUNです。

前回、間違って買ってしまったリポをストックパイプにインするため検討をしております。

そうは言っても記憶力すらチョイワルオヤジ、ポンポンアイデアが出るわけではありません。

そんな時、私は秘蔵の「アイデアの泉(ジャンクBOX)」を頼りにしてしまいます。

ジャンクBOXとはその名の通り、他の方から見ればただの綺麗なゴミ箱です。
イベントや出張帰りに収集したジャンク品をコツコツとためてきました。

M4の先っちょだけとか、733の先っちょだけとか、先っちょだけでいいからとか…。
ARだったらもう一丁組めそうです。

あっ、タミヤの楽しい工作シリーズも出てきた。自動給弾の時ベンチマークした残りだ…
タミヤの星マーク萌えるー

クルツのロアだ…アッパー確かあったな…ヤベっクルツ組んじゃおっかなー

飲み屋でもらった名刺…これは捨てよう…


もうすでにダメな子の部屋の片付け状態です。

そうこうしているうちにすごいお宝GET!(あれ、そういう目的だった?)


89式改量産型キットです。
以前、イベント(激震祭)で売ろうと思い量産した物です。しかしまさかのイベント休止、それ以来「アイデアの泉」に水没していました(また復活しないかな…)。

以前89式改を投稿したところ、「続編書いてください」というありがたいコメントをいただきました。
ご期待に沿うべく準備していたのですが、分解とかしなきゃいけないので二の足を踏んでいたところにこの発掘。

これで記事が書けます。

それではただ一人の為に贈る「89式改―続編―」、お楽しみください!(長かったな、オイ)



ハンドガード

まず、グレーのパーツ(本物なら金属の部分)と黒のパーツに分解します。ネジをはずした後、力任せに「えいっ!」とやると接着箇所がぱりっと剥がれます。
グレーのパーツを写真のように、黒いパーツで隠れる箇所で切ります。切ったあと、接合面を増やしたかったので段違いに切りました。



切った残り(こんなんまで残しとくから泉がいっぱいになるんだな…)

あとはヨレないように接着。補強にABS板(確か1mm厚)と削除したきれっぱしで補強。
接着はMEK(メチルエチルケトン)を使用しました。特に意味は無いのですが職場にあったので使っただけです。普通は入手しにくいので模型屋で入手できるABS用でOKです。

アウタバレル

ご覧のように切りっぱなしのφ15mmアルミパイプです。しかも結構肉薄。
「こんなんで大丈夫?」
と思われる方は純正を加工したほうが良いでしょう。まあこれでも実使用で問題はありませんでした。
短いし、フリーフロートでもないし、安かったし、失敗してもショックが少ないし、組んだら見えねーし、という理由で採用しました。あっ、あと軽量化ね。
溝切りやネジ穴(タップ)は基部等に組んでから現物あわせで加工。肉薄アルミだから加工はラクラク。



先端はVSR-10のマルイ純正マズルアタッチメントをアウタの内径にあわせて旋盤で加工した物です。
入手しやすいし、安いし、アルミ製で軽くて加工しやすいし、M14逆ネジにしたかったのでチョイスしました。やっぱマルイ純正は良いですね、オレスキ。

次に中の樹脂パーツ(ハンドガードを留める黒いヤツ)を先端部品にはまる分を残して、現物あわせでカット。先端部分にはまるように削って、ハメます。

ここまでやるとこうなります。


この時点でもストックパイプに入るようなリポでしたら多分実装可能です(ああっ、そういえばリポ…)。

なんか長文になってきたので今日はここまでで勘弁してください。

次回「89式改の門―放浪篇―」に続きます。

多分、間が空くと思います… 

あれ、リポは…

大掃除とかするとアルバムとか古い雑誌を読み出しちゃうタイプのオヤジGUNでした。



ご閲覧、ありがとうございました。


  


Posted by オヤジGUN  at 00:50Comments(0)89式

2011年04月26日

リポ導入

毎度お世話になります、オヤジGUNです。

久しぶりの投稿です。いや、今月は忙しかった。
特に年度初めで忙しくなるような仕事ではないのですが、予定外や急な仕事が立て込みました。

忙しくて飲みにもいけません(あっ、ウソ、オネイサンの店には行った)。

既述のように仕事の人事異動とかは無いのですが、それでも春は別れと出会いの季節です。
かく言う私にも別れがありました。

いつも指名しているキャバのオネイサンと音信不通になりました。

店に聞いても行方不明だそうです。
悲しくて涙が出そうです。

しかし、新しい出会いもありました。

それはリポ。

ついに導入しました。



出張帰りにふらりと寄ったお店に、Webでしか見たことの無いET1が…しかも充電器まで…。
「これ下さい!」と言いたい衝動を抑え、冷静を装い店長さんに質問。衝動買いは避けなければなりません。

「これってストックパイプイン?」
「多分そうです」
「買います」

その間、約10秒。衝動を抑えたうちに入りません。勢いあまってmini互換も購入しました。





早速、ストックパイプにインしてみると…





あれっ、はみ出る…
調べてみると次世代のクレーンストック用でした。


この出会いはすれ違いから始まりました。


ちゃんと入るヤツを購入すれば良いのですが、ご存知のように品薄なのでこれでがんばるしかありません。
このバッテリーが入る様、本体側を改造したいと思います。
でも具体案が無いのでボチボチやるしかありません…。

とは言え、ウナギ仕様の物(あっオレの持ってるヤツね。普通は入らない)には何とか入れることが出来ました。これでバッテリ(ニッ水)が逝って使用していなかったGUNも復活できます。

今回のリポ導入で一番うれしい点は、ニッ水が逝って使用できなかったGUNを再使用できる事です。
ステア用の9.6vとかウナギの12vなんかは汎用性がなく半年も放置していたら充電できなくなっていました(ニッカドは大丈夫だけど…)。
以前紹介した89式改もこのような経緯でmini9.6v仕様にしたようなものです。
もう8.4vのサイクルではマンゾクできない体になっているのでmini互換で9.6v並みのサイクルは大変ありがたいです。







これにより復活するであろう変態GUNやリポの実使用の様子はおいおい紹介していきたいと思います。

ご閲覧、ありがとうございました。


  


Posted by オヤジGUN  at 01:25Comments(0)リポとか

2011年04月05日

復興支援(その2)

毎度お世話になります、オヤジGUNです。


今回、震災で被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。
お亡くなりになられた方、家族の方にはお悔やみ申し上げます。
また、被災地で復興活動を行っておられる自衛隊等の方々に感謝いたします。

さて、前回の続きです…と言ってもはじめて見る方はわかりません。
先日、復興支援のため仙台に行ってきました。
その際、使用した装備関係について報告したいと思います。

ブーツ



これはベイツのファスナタイプ。防水でゴアテックス、履き心地も最高!で死角無しでした…が、作業後は泥でグッチャグチャになり(そりゃそうだ)帰りのバスに乗せてもらえなくなるところでした。仕方なく靴下で乗車。ブーツは汚物扱いです。かさばらないサンダルとか持っていけば良かった…。
他のメンバーは長靴に履き替えて作業していました。
ただ、長靴よりブーツの方が確実に力仕事には有利で安全です。長靴組のほとんどは破損が見受けられました。メンバーの一人は何かの破片をふんで足の裏をさくっと…以下略。

防寒着(雨カッパ)
どのような天候になるか判らない作業には私、いつもこれを愛用しています。
ECWCS 2nd



元自衛隊員の先輩も
「暑くても、天気が良くても防寒着。忘れちゃならない〇ンコ紙」
とおっしゃっています。
これももう相当古い物ですが性能・ユーティリティー的には完璧です。ただ欠点は「物々しい」ところです。
ウッドランドは有名すぎて誰でも「軍服!」と判っちゃうところです。
以前これを着て雪かきをしていたところ、他の人から「自衛隊が来てる」と騒ぎになった事を思い出しました。
ゲームで使わないならもっとおとなしい柄(3cとかデザピク)にしたほうが良いです。
特に何かあったときは周りの人も過敏になっているので配慮したほうが良いでしょう。
ちょっと失敗しちゃいました。
結局、幸いにも天気も良く作業中全く使いませんでした。
準備としては必須ですが、こういう趣味がアダになってしまった例です(つか今どきウッドって所が問題だろ…)。

グローブ



今回の被害の特徴は津波で泥水をかぶっている点です。ですから何か動かすと泥水(塩水)が出てきます。また、泥だらけになった設備の洗浄作業も想定してゴム手袋を準備していったのですが、私は用心のため皮手袋も持っていきました。ゴム手はぬれなくて良いのですが、力仕事には向いていません。他の方は途中からイボ付軍手に替えていましたが濡れた軍手の使い勝手はあまり良くないようでした。
私の皮手袋は自衛隊向け(?)のもので以前はよく使っていましたが、今はハッチとかなので「捨てちゃってもいーや」と言うつもりで持って行きましたが正解でした。多少の泥水でも中はドライです。ですからハイブリッドなハッチやオークリー、ノーメックスなどは不向きです。もったいないしね。

ゴーグル
「は?ゴーグル?、サバゲかよ」
と思われるかもしれませんが、今回お邪魔したところは、周りが重機でさらわれてサラ地状態でした。しかも泥は乾いて土ぼこりとなります。海岸から流れたと思われる砂も混じっていますので、目に入るととても痛くアイウエアはあった方が良いかと思います。
余談ですが、今回作業中、ロープを使ったのですが、切れて顔面を直撃しました。ゴーグルが無ければOPP対策の眼鏡といえど無事ではなかったでしょう。ケガは無かったのですが殴られた後のようにちょっとフラフラしました。

マスク
上記理由からマスクも必須です。となりで建物を解体していた業者さんはダースベイダーみたいのをつけていましたが、花粉症用のマスクでも問題ありませんでした。

飲料水
幸いお邪魔したところは飲料水の心配はありませんでした。しかし被災者が飲むべき水を飲むわけにはいきません。自己完結がボランティアの鉄則です。一応2リットルの飲料水を持参したのですが、会社からの支給もあり結局出番無く2kgのウエイトに終わりました。

作業着
今回は会社関係の仕事なので会社の制服(作業着)でした。もし無い場合は、既述の理由からあまり「物々しい格好」は避けたいものです。PMC系がオススメかと思います。理想は水がしみないタクティカルジャケット(タンとかコヨーテブラウンとか)などです。要はポケットがたくさんあったほうが良いという事です。制服はポケットが少ないのでウエストポーチをしていきましたが、作業には邪魔でした。あと汚れるから着替えは必須です。

バック



これも年代物のイーグルの3dayです。モールくらい欲しいところです。問題はなかったのですが、やはりナイロン系は新しいものの方が良いのかなー、と思いました。理由はわからないのですが、久しぶりに使用したらほつれとかが目立ちました。多分、物欲がそういう気分にさせているのかもしれません。
私以外はNORTH FACEとかが多かったようです。使い勝手は…そっちの方が良いかな…?
あっ、グリムロックはなにかと便利でした。




マキロン
先ほど述べました「顔面縄攻撃」以外にもふと気がつくと、そこかしこに切り傷、擦り傷が…。
「傷は男の勲章、ケガは骨折から」が信条の私ですので、ほっておいたところ、現地の方に注意されました。
何でも感染症の恐れがあるので消毒くらいはするように、との事でした。
備えが無かったため、不覚にも現地の方にマキロンを塗ってもらっちゃいました。
絆創膏は持っていったのですが、これには気づきませんでした。絆創膏と正露丸の他にマキロンも必要でしょう。

ナイフ
私は持っていかなかったのですが、常備して行った方は多かったようです。ただ、見ていたところ、今回の作業に限ってはスイスアーミーナイフ(十得ナイフね)はあまり役に立っていませんでした。
「切る」というより、絡みついたビニールや枝(松が多かった)を「切断する」作業がほとんどで、最近良く見かける刃にセレーションが入った物が重宝していました。

とりあえず思いつきで書きましたが、支援の目的や場所で状況は変わると思いますので、もし行かれる方は天候・気温、復興の度合いの事前情報を得てから行かれることをお勧めします。
今回は非常にライトなボランティアでしたが、普通は一週間位現地で作業し、水・食料も持参との事ですので十分な準備をお願いいたします。

相変わらず稚弱な説明で申し訳ありません。
ご参考になれば幸いです。
とにかく一日も早い復興を願っております。

ご閲覧、ありがとうございました。
  


Posted by オヤジGUN  at 21:24Comments(0)その他(ネタとか)

2011年04月04日

復興支援

毎度お世話になります、オヤジGUNです。

今回、震災で被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。
お亡くなりになられた方、家族の方にはお悔やみ申し上げます。
また、被災地で復興活動を行っておられる自衛隊等の方々に感謝いたします。

と、口で言っているばかりでもしょうがないので復興支援に行ってまいりました。

とは言え、純然たるボランティアではなく、協力会社の復興支援ですので、会社的には営利目的です(またそういうことを…)。
まあ、休出手当ても出ない志願なので社員的にはボランティアですが。

行った先は仙台市。津波の被害を受けたところです。

上空をブラックホークが飛び、73式が走り回っています。

建物に車やタンクローリーまでもが刺さっています。
想像を上回る状況に「本当にここは日本か?」と呆然としました。
私同様、志願した他のメンバーも同じ気持ちだったようです。
身が締まる思いでした。





失礼が無いように建物の責任者の許可を得て撮影しました。
一階の壁は無くなり鉄骨がむき出しです。
ここまで波が来たということです。









このへんの描写はもう他のメディア等にお任せし、私は本ブログの趣旨にあった装備関係について述べていきたいと思います。

今回の目的は津波をかぶった工場の使えなくなった機械、崩れた壁等の撤去、スコップでの泥の除去。
平たく言えばガテン系なドカチン作業です。
あらかじめ状況を想定して準備をしていたのですが、聞くと見るでは大違いでした。
今回は役に立った物とかそうでもなかった物などを紹介いたします。

まず念頭に置いたのは「"モンスターボランティア"にならないこと」です。

ですから援助物資は事前に確認した、被災された方々の「欲しい物」しかもって行きませんでした。
今回の「欲しい物」は発電機とガソリンです。
行った先は物資が届き始めていましたのでたいがいの物はありました。ただ、ガソリンスタンドも流されたため供給元が少なく手に入りにくいそうです。
電気もありません。

さて、本題の個人装備ですが、こういう趣味を持っているのでここぞとばかりその真価を発揮しようとしたのですが、結構落とし穴がありました。
それについて報告したいのですが、洗濯しちゃったり、写真取るのがダルいので(いやマジで疲れちゃってさ…)続きは次回という事にしたいと思います。

ほんの一~二日作業しただけでこんなに大変なのに、不眠不休の自衛隊、消防隊、東電の方には本当に頭が下がる思いです。
2日後に来るであろう筋肉痛におびえる自分が情けないです…


ご閲覧、ありがとうございました。
  


Posted by オヤジGUN  at 00:29Comments(0)その他(ネタとか)