2013年07月30日
抜け出せスランプ(ちょっとムリかも)
オヤジGUNは激怒した。必ず、かの邪知暴虐のブローの原因を除かなければならぬと決意した。オヤジGUNには空気が読めぬ。オヤジGUNは、村のサラリーマンである。キャバに行き、オネーチャンと遊んで暮して来た。けれどもブローに対しては、人一倍に敏感であった。
……毎度お世話になります、オヤジGUNです。
先達てご紹介した一部機種について一定の目処がつきましたのでご報告いたします。
・ベリーショートM4(黒田Sp)
とりあえずギアを交換いたしました。ただ、13:1の在庫がありませんでしたので16:1(SHS製)をセクカ(3枚)して使用しました。
結果的には11.1vリポ使用時のサイクルが38から33r/sにダウンしましたが個人的には好きな領域に近いので良しとしました。
また初速も93から89m/sにダウンしました。これは単純にスプリングのヘタリと解釈。
ただ、今回興味深かったのはグリスの選択。
本機種を組み始めた頃はシリンダグリスはワコーズの「SGブレーキグリス」を使用していました(リサイクルショップに法外な安価で売られてたから)。この時はSYSTEMA製シリンダグリスのようにうすーく塗っていましたが、分解の都度、(酔って)グリスを補填していたところ、ある日突然、初速が急激にダウンしました。
今思えば、原因は
「グリスの塗りすぎ」
ワコーズの「SGブレーキグリス」は高粘度。ブレーキ周りに使うぐらいですから、ピストン摺動程度の発熱なら粘度・物性に変化は無いので最適と思われますが、塗りすぎはピストン前進時の抵抗となります。従って「えっ、コレでホントにイイの?」ってくらい薄く塗るのがお作法の様です。ワコーズ製品の良さはその油脂の定着強度(油切れの悪さ?)です。
(値段が高い理由はソコかも)
習慣的にハイサイ機にはスッカスカのOリングを使用しているので、機密性向上の為にグリスを多めに塗る癖が付いていました。これをSGグリスでやっちゃったようです。
とりあえずその事に気が付いたのはSGグリスを拭取って、組み終わった後でした。
本来なら再度バラして再試行すべきですが、メンドクサイのでそのままです。
ちなみに今入っているグリスはPHOENIX社製「フッ素ポリαオレフィンシリンダーグリース」です。コイツはグリスのチャンバへの流出に懸念が残るものの、塗布量に関してはラフで良いですし、経年変化による変質も無いのでオレ、コレ、スキです。
でも値段のわりに量が少ないのが玉にキズ……
そういえば、学生の頃(だと思う)、名作に勝手にサブタイトルをつけると言う不謹慎な遊びをしていた事を思い出しました。
吾輩は猫である ―そしてビールで死す―
ノルウェイの森 ―倒れろ、森の木、全部―
走れメロス ―待てセリヌンティウス―
風の谷のナウシカ ―風の谷でナニシタ―
ホットドックプレス ―「今、真面目に考える 〇〇〇」特集号しか俺は買わない―
さしずめ、今回は
走れピストン ―塗りすぎるな、GSグリス―
といったところでしょうか?
(アレ、ウィットもスランプですか?)
ご閲覧、ありがとうございました。
2013年07月24日
スランプ
ある朝、オヤジGUNがなにか気掛かりな夢から眼をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大なスランプに変わっているのを発見した。
もう一度眠ろうと試み、フィールドに3丁のM4を持ち込んだが、一丁はフルオート不調、一丁はブロー、もう一丁はトリガを引いても沈黙したままだった。
仰向けの姿勢のまま、オヤジGUNは今の不調M4に対する様々な原因に思いを募らせる。
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
というわけでスランプ中です。
ここのところ、何かしらトラブルが発生し、なかなか解決の糸口が見えません。
天中殺でしょうか(おっ、久しぶりに聞いたぞ、そのワード)
全部解決したわけではありませんが、その途中経過をご報告いたします。
・スキマM4(谷田部アタックVer.)
バネが折れました。スゲぇ、こんなのはじめて見た・・・・・・ 不思議と心は折れませんでした。折れたのは年代物のSYSTEMA製M120スプリング。寿命とあきらめましょう。
しかし、ココからが大変。納得のいくバネが見当たらず、試行錯誤。しかもロネックス製メカボ(谷田部アタック仕様)に戻したらフルオートになりません。やはりロネックス製は微妙に寸法が違うみたいです。マルイ純正から社外品(内部に入るカムパーツが金属のヤツ)に変えたら何とか治りましたが・・・・・・
HOP周りを、もはや貴重品となったスナチャン保護活動のため、長掛けHOPにしたらフライヤーの嵐・・・・・・
チャンバ周りはいろいろな新製品が出ていて、それも試したいし・・・・・・
もはやフリーズ状態です。
・ベリーショートM4(黒田Sp)
AEG製URXっぽいゾンビキラーの成れの果てです。
メカボはAEG製で8mmベアリングが付いているのは良いのですが、11.1v+AIPモーターでドライブすると即破損しました。
オウガ製8mmメタル軸受けに交換したら、今度はセクタの歯が折れました。3枚セクカが5枚セクカになっていました。
スパーより先にセクタが逝くとは・・・・・・
・マグプル・ノベスケ・ダークアース
いきなり動かなくなりました。何を思ったか、配線をすべてシリコンコードから1.25sq銀メッキコードに引きなおしました。でも沈黙したまま・・・・・・
良く見たらセレクタプレートの接触不良でした。良く調べりゃ良かった。
また、ギアノイズ低減を目的に9mmベアリングを実装。
当初はサイクルもリポ7.4vなのに20m/sとオーバースペック気味でしたが、そのうち、ギヤノイズはますますひどくなり、サイクルも低下。90m/s以上あった初速も見る見る70m/s台に・・・・・・
ヤベ、何かおかしい・・・・・・ところが、メカボを開けても不具合箇所は見当たりません。
こうして今度は私が沈黙・・・・・・
ナンなんでしょう、3機種一斉不具合。このツイていなさっぷり。
理由を考えても日頃の行いの悪さに収束するばかりです・・・・・・
「ナニがいけないのだろうか?暑い事を理由にキャバで割高なビールを注文しすぎ?」
「洗車してない後輩の車(色は黒)に『うんこ』って落書きしたから?」
「『ネイビーシールズ(Act of Valor)観たい』という友人にチャーリー・シーン主演の『ネイビーシールズ』貸したから?」
いくら考えても解決の糸口が見当たりません。おいおい考えていきたいと思います。
そして直したいと思っても直せないので ― そのうちオヤジGUNは考えるのをやめた。
(オイ、それジョジョ・・・・・・)
ご閲覧、ありがとうございました。
2013年07月10日
チャンバ
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
今回も健康診断ネタです(えっ、チャンバの話じゃないの・・・)。
健康診断自体は近所の総合病院に委託しているわけですが、再検査や要観察になった者には弊社健保の看護師からアドバイスや指導のメモが渡されます。
再検査の憂き目に会った小生にもそのメモが
「暑い日には水分補給をしましょう!」
後期高齢者へのアドバイスですか・・・?
他のヒトみたいに
「タバコは百害あって一利なし。禁煙をしましょう」
「脂っこい食事は控えましょう。軽く汗をかくような運動も必要!」
とか書いて欲しいものです。
今後どうしていいか判りません。
しかたないので、エアガンでもいじる事にします。
前回「微妙」だった「マグプル・ノベスケ・ダークアース」
これに最近良く見かける「青色チャンバ(パッケージ捨てちゃったのでメーカー判らない)」をポン付けしてみました。
結果は・・・
ブロー・・・
えっ、何で・・・?
もう、どうしていいか判りません・・・
初速低下が起きたので「あれ?」と思っていたところ、異音がしてピスクラです。
せっかくの「虎の子」ライラ製のピストンがパーです。
とりあえず観察したところ
「青色チャンバの内径がタイトでF.F.製でんでんむしだと引っ掛かる」
事が判明いたしました。
痛恨のミス!(イヤ、よくある話)
つまり、ノズルの前進が阻害され、タペプレがセクタの回転を阻害し、ピストンの噛み合わせにズレを生じさせていたと考えられます(ん?)
マルイ純正やパカ山製は問題なさそうです。
うーん、このままノズルをマルイ純正かパカ山にして再度チャレンジするか、ライラのストライクチャンバ(NEO)にするか考え中です。
どうしましょ・・・
ご閲覧、ありがとうございました。