2016年04月21日
マルイ製 新M4 HC「パトリオット」
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
今回、震災で被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。
お亡くなりになられた方、家族の方にはお悔やみ申し上げます。
また、被災地で復興活動を行っておられる自衛隊・関係各署の方々に感謝いたします。
さて、引っ越して地元の友人との交流が疎になり、寂しくなると思いきや、車で30分のところに高校時代の親友が住んでいました。
「引っ越したならすぐ連絡しろよ!水臭いな!」
私が引っ越してきた事を知ると、慣れない土地での生活を慮って、頻繁に連絡をくれます。
それはそれで大変ありがたいのですが、週末毎に
「今日、嫁がいないから遊びに来いよ。」
とか
「都合の良い女」
扱いです。
私もそうなのですが、二人でいると、彼も学生時代に戻り、無茶し放題になってしまい、反省しきりです。
先達ても、土曜日の早朝、突然訪ねてきて丸一日連れ回された挙句、私のアパートで酒盛りの果(一次会はフツーに居酒屋)、そのまま雑魚寝。
翌日の日曜日、激しい二日酔いの中、おびただしい数の酒瓶、空き缶を片付けながら
「オマエ、無断外泊とかして嫁に怒られんじゃねーの?」
と尋ねたところ、実は嫁とケンカをしていて家に帰りたくなかったとの事でした。
「バカ野郎、すぐ帰れ。そしてオレの週末を返せ。」
そんな状況も手伝って弊ブログの更新は遅れに遅れます。
そんな公私ともに心労が重なり、滅入っていたのでしょう、また衝動買いをしてしまいました。
反省しきりです。
「マルイ製1200連ドラムマガジン」
特に購入する予定も必要もなかったのですが、ショップで現物を見て
「結構小さいな……これならもしや……」
思うところが有り、しかもショップのスタンプカードが二枚も貯まっていたので
「開発的研究投資」
と訳の判らない理由をつけて購入しました(結局、衝動買いなんだけどね)。
普通、これほどまでに仰々しい多弾数Mgであれば電動巻上げが常識でした。
しかし、マルイ製のドラマガはまさかのゼンマイ式。しかも片方が空になったらもう片方の給弾ルートに切り替えるセレクタ式。正直、操作はメンドイのですが、なるほど、小型・軽量化と低コスト化には良い落し処といった構造です。
しかし、私が求めたのはその全高の低さ。伏せ撃ちの際、300連は意外と邪魔になる長さで、フラッシュマガジンともなれば、更に長いので不便さを感じていました。
実際、実装してみると伏せ撃ちの際、邪魔になることはなさそうです。
「なんだ、結構良かったんじゃん、後悔とか言うなよ」
イヤ、そうではありません。今回の事件には続きがあります(事件って……)。
「マルイ製新M4 HC ”パトリオット”」
なんか次の日、勢いで買っちゃいました。
普通、本体を買って、付属品が必要となる、という話はよく聞きますが
付属品を買ったら本体が欲しくなっちゃいました。
ドラマガ購入時に一緒に置いてあったのですが、そのときは必要性・有用性等は全く感じませんでした。なぜなら、自分のM4コレクションはほぼハイサイ化しており、軽量に特化したモデルも先達て作製(ウソ、昔のパーツをよせ集めただけ)したばかり。
しかも実際に現物を持ってみると、確かにハンパなく軽量されているのですがイマイチ軽さを感じませんでした。
「ハハーン、これはステアの逆だな」
ステアAUG(HCじゃないヤツ)は重量は約3.4kg。しかし、あまり重く感じません。それは重量が前後にバランス良く配分されているからです。
それに対し、このペイトリオット君は総重量こそ軽いものの、構造上先端ヘビーです。従ってモーメントが増大し、振り回す際、グリップを持つ手に力を要求されます(よくわかんねー説明だな……)。
「こんなモノ一日中振り回していたら手が疲れちゃうよ。それにストックが無いと、ちゃんと狙えないし……」
ん?待てよ、ストック……
そう、グリップより後ろに重いストックがあれば重量バランスが向上して軽量化の恩恵が顕著になるのではないか……
重いストック……
あったー!
「HK 416c用ストック(VFC製)」
うむ、これはクソ重い。
バランス配分(デットウエイト化)には最適!
「開発的研究投資」
またもや都合の良い屁理屈が完成してしまいました。
まずは外観のインプレ。
マルイさんの誠意を感じる、各箇所の細部わたっての軽量化の試み。詳細は他のブログ等をご参照ください(オイ、コラ)。
個人的に嬉しいのはこのグリップ。マルイ純正ですのでピニオンとベベルギアの適正化が期待できます。
ご意見はありましょうが、このハンドガードは結構気に入っています。キーモッド全盛の昨今ですが、あれはあまり好きではありません。むしろ、いっこ前のナイツが好きで、これはそれを模しています。
また、レシーバとRASのレールが繋なっがっていながらフロントバッテリ実装可能なコンポーネントは私が知る限り、これしかありません。
デザインありきでもその価値は十分にあると感じています。
クーリングホールは丸もしくは楕円が好みなのですが、まあ、許容範囲です。実銃でもこーゆーの最近多いし。
ただ、ALLプラ製なのでバーティカルグリップの使用は御法度かと思います。グイっと捻ればバキっとイっちゃいそうです。
意外だったのは首周りの強度。さすがにキンフレと比較するのは酷ですが、結構がっちりしています。経年劣化もおいおい観察していきたいと思います。
へんな形のマグキャッチも標準型に変えようとも思いましたが、意外と使い勝手は良好なのでこれはこれでアリ。
ただし、ダストカバーは標準型に変えたいと思います。
切削品のフラハイにはメーカーの心意気を感じますが、ピン角立ち過ぎで手が切れそうです。イトメンくらいとって欲しかったのですが、不躾ながら好みのシュアファイヤ型に換装しました。
アンビのコッキングレバーは……まあ、いいや。
あと、頂けないのはこのマーク。ペイトリオットはコマーシャル仕様しかないので、こういうデザインは逆にリアルなのですが、東京マルイを意味するTとMの組合せなのでしょう。しかし、私にはこのTとMが
「トミーとマツ」
にしか見えません。
標準品と若干の違いはありますが(ストック基部が短いとか)おいおい変えていきたいと思います。
いよいよ416cストックを合体。
いい感じです。416cのパチもんの出来上がりです。
本来の目的である重量バランスの向上は達成出来ましたが、確実に重くなっています(バカですか、アンタ)。
私はこのストックを(手元に転がっていたから)使用しましたが、ガリルタイプやZ-Mタイプ(アランジッタのね)とかの方が実使用には良いかと思います。
ドラマガとの相性もバッチリ。機会があれば
「このカタチ、ナンかに似てない?」
というセクハラ発言をしたいと思います(ヘタレだから多分しない)。
衝動買いで買ったとは言え、ストックポン付けでここまで琴線に触れる出来に仕上がったのは幸いです(負け惜しみ言うな)。
今回は外装カスタム(?)のみですので、追って実射性能や内部チューンなども御紹介できればと思っています(やる気あんのか?)。
ご閲覧、ありがとうございました。