2012年03月28日
C7A2とイチロクとエムヨンと部屋とワイシャツと私
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
よく私は「AR」とか言います。これは「AR-15」から由来しており、M16系やM4系の総称として使います。
カワサキのバイクの事ではありません。
先達ても友人と「イチロク」とか「イチロク系」とか言っていたら、
「それって、M4じゃないですか?」
と初心者の友人に指摘を受けました。
確かに昨今は派生種が多くて、どう総称して良いか迷います。
「そもそもM16とM4の違いは何ですか?」
との質問に
「M16はライフル、M4はカービン」
と教科書どおりの説明をしたところ
「じゃあ、これはどっちですか?」
と言われたのがコレです。
カナダのC7A2を再現したそうです。

そう来たか・・・
しかも絶不調との事。たしかにピスクラチックな音がするし弾が1~2mしか飛びません。
「直せと言う事か・・・」
と思っていましたがそれだけでは許してくれません。
「オヤジGUNさん、アレやってくださいヨ」
しかたなく
「ケケケ、これなら素手で取れるぜ!出来なかったら直してやるよ!」
今回は手まで届かなかったのですが、結果的には引き受ける事になりました。
なんとも表現しがたい敗北感を味わいました・・・
早速、バラしてみると、クッションラバーがゲル状になったシリンダヘッドが出てきました。ナニコレ・・・緑グリスよりキモイ・・・
粘着力があり、ピストンヘッドに貼り付き、ピストンを引く際の抵抗になっていました。おかげでピストンもガリガリ。ただ幸いにも、まだ山が残っていましたので再使用可能でした。
そのほかにもシリンダがクルツ用だったり、ノズルがA1用だったりしましたが、在庫でありましたので、すぐ直せました。
シリンダはフルサイズ、純正ウエイトもそのまま。
特にコレと言った塗装とか(金のかかる)カスタムはしていません。
なぜなら本機は彼所有のELCANを飾る台座だからだそうです。彼はホンモノのELCANを所有しており、その流れでC7A2が欲しかったそうです(フツー、逆だろ・・・)。
写真はレプリカ
しかしながら、実際に試射してみると、なぜか結構真っ直ぐ飛びます。たしかフルサイズのM16はインナバレルは500mm(多分)ですが、コイツはナゼかKM製360mmでした。
残り140mmはアウタ内を飛ぶので流速効果もあるのかも・・・
ちなみに先端はアルミテープを巻いてガタを少なくしています。
さて、冒頭の呼び方ですが、結論としては
「オッサンはイチロク、若いヒトはエムヨンって言えばいいじゃん」
という事になりました。
「えっ、エムフォーじゃないですか?」
・・・そうですね・・・
もうどっちでもいーです。
ご閲覧、ありがとうございました。
2012年03月19日
G3道について
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
先達てのHK51流速化、参式バレル不適の結果を受け、「G3道」における適切かつ適当なコンセプトが未だ見つからぬまま、悶々とした日々を過ごしております。
今一度、
「何をやりたいのか?」
「どこに行きたいのか?」
「あるべき姿は?」
という原点に立ち返り、熟考してみても、「やりたい事」「行きたい所」といえば
『SEXYビキニ居酒屋』
しか思いつきません。ある意味「あるべき姿」といえましょうが、行ったら行ったで、さらに悶々としてしまう事でしょう。
全く出口が見えません。
仕方ないので、今一度、数少ない成功体験に基づき『参式滑空銃身』での再考を致します。
過去245、300mmの使用経験がるので、長さによる影響を見たいと言うことで、試験的に今回使用するのは360mm。
当然インナバレルが飛び出してしまうので、とりあえずサイレンサ(サプレッサ)で誤魔化します(こーゆーその場しのぎがいけないんだろうな・・・)。
メカボもハイサイ仕様と致しました(何で?)
ハイサイ機としての寿命を考慮してセクカを4枚にしました。引き側3枚開放側1枚。
最近では逆(引き側1枚開放側3枚とか)が良いとされていますのでそうすりゃ良かったのですが、削ってから知りました・・・
あわせてピストンもフィラー無し透明ポリカ製をあえてチョイス。
こいつは強固ながら、過酷な条件下では粘りが無くて「パキッ」と逝ってしまうシロモノですが、ピストンへの影響(削れ具合)も観察したかったので新品を奢りました。
ついでに前から気になっていた「滑り止め」ゴムパッドを使用。
ふと気がつくと今まで通りの「実験台」になっていました・・・
最初の結果ではセクカ4枚・バレル長:364mm・アングス製SSスプリングで78m/s。
その後、セクカ4枚・バレル長:364mm・120Mスプリング0.25g弾で85m/s。
サイクルは11.1vリポで33.3r/s(つか、この初速計33.3までしか測れないの・・・?)
500発位しか撃てませんでしたが、ピストン歯に致命的なダメージは無し。
実際の試射結果は
散ります・・・
私なりに飲みながら熟考したところ、「インナバレル先端部の固定が甘い」という様な結論になりました。
前回、短いインナバレルのブレ止めとして外径φ10mm内径φ8.6mm(多分)のアルミパイプを使用しましたが、今回はコレをそのまま外に出しただけでした(コレもその場しのぎ)。
私的には命中精度はインナバレルの先端部さえキッチリ固定されればチャンバ側は多少ガタがあっても真っ直ぐ飛ぶと思っています。
つまり、今回は固定箇所が先端部ではなく先端およびその周辺まで及んだためにブレたのだと思います。
しかもG3は構造的にインナバレルのチャンバ側が結構しっかり固定されるのでブレの原因となる各要因はインナバレル先端側が動く事で吸収される事になります。
したがって、改善策としては補強スリーブ(セボネ)とガッツリ固定できるアウタバレルの実装か、先端部までの、飛び出さない長さのバレル長に戻す事が良いと考えましたが、前者は現実的でなく、後者に必要なバレルは適正値が270mmであり、参式バレルのラインアップにありません。
書いていて自分でもよく判らなくなってきました・・・
もう少し良い方法を考えたいと思います。
こんな感じが良いのかな…?
うーん、ますます「何をやりたいのか」わからなくなりました。
そういえば以前、とあるソフトの講習を受講しましたが、あまりの私の不出来かつ物覚えの悪さに、講師が
「何をやりたいんですか、アナタは!!」
と激昂(ブチギレ)。
思わず
「家に帰りたいです・・・」
と答えそうになったのを思い出しました。
全く出口が見えません・・・
ご閲覧、ありがとうございました。
2012年03月11日
3/11なのに…
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
震災から1年経ってしまいました。改めて、震災で被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。お亡くなりになられた方、遺族の方々にはお悔やみ申し上げます。
発生して1年経ちますが、復興やガレキ処理等の進捗には思うところありますが、ここでは控えたいと思います。
私も震災が発生した14:46には、僭越ながら黙祷いたしましたが、部屋でやるのはちょっと恥ずかしかったのと思うところがあり、でいつものフィールドに行って一人で捧げました。
さて、とは言うものの、フィールドに行ったのだからチューニング中のGUNの試射もしてまいりました。
M4
これは先達てご紹介した友人所有のM4ショートです。
具体的なチューニング内容は、軸受けの交換(純正→SISUTEMA製オイルレスメタル)、レール部研磨、メカボバリ処理くらいです。
チューニング前は83m/sだった初速が85m/sになり(マルイ非バイオベアリング弾0.20g UFC初速計使用)、サイクルも12.5r/sから14.2r/s(リポ7.4v2000mAhレッドライン使用)と普通に戻りました。
もう少しシメたい気分ですが、特に指示されていないので・・・うーん、ここまで!
M4其の2
これは友人から預かっている「ベースケなM4」をニコイチで組んだ際、発生した余剰部品に私の在庫部品を組合わせて作製しました。
勝手に組上げたのでバレたら怒られちゃう・・・
中途半端なハイサイメカボを入れたのでどうかとは思いましたが、初速92m/s、サイクル25r/s(11.1v1100mAh使用)と中途半端な結果となりました。
ちなみにモーターはマルイ製1000、スプリングはチョッパヤスプリング、ギアは純正ハイサイ(セクカ3枚)、バレルは多分208mmです。
結構真っ直ぐ飛ぶのですが、リポ7.4v1200mAhイエローラインでは作動しませんでした・・・うーん、全く中途半端・・・
HK51
これはハンパなくダメでした。
参式バレル(364mm)を組んだのですが、それに伴いバネを交換したところ初速が78m/s・・・
あれ・・・?
参式のメリットである集弾性も確認されません。初速の低さも相まって飛距離も出ず、散りまくります。フライヤーも結構出ます。
うーん、なんだかよく判らなくなってきました・・・
とりあえず、今日は色々考える日なので、家でおとなしくしていた方がよかったようですね・・・なんか腰も痛いし・・・
ご閲覧、ありがとうございました。
2012年03月05日
モテ期
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
会社の同僚に「モテ期」が到来しました。
OLやら女子大生、女社長等から、毎日20通を超えるお誘いメールが来るそうです。
「私にもそんな時期があったなあ・・・」
と感慨にふけっていると
「どうやって対処しました?」
と聞かれたので
「なんか嬉しかったから放置した」
と答えました。
同僚の
「チッ、使えねえ」
と言わんばかりの表情が印象的でした。
さて、私はと言えば、先日の「ベースケなM4」の他にまたM4の修理依頼が・・・
さらに別の友人からもM4カスタムの打診が・・・
しかもよく見ればブログランキング「総合」:29位、「エアガンコレクター部門」:7位(3/5現在)というかつて無い高順位。理由は「ベースケなM4」投稿後に1000アクセスover・・・
多分、何かの間違いだと思いますが・・・
さながら「M4モテ期」です。
毎日20通メールが来る位、うれしはずかしな毎日です。どんどん巧妙化しているので着信拒否とかしても間に合わないでしょう。
とはいえ、いつも大変お世話になっている友人の品なので、しっかりやりたいと思います。
先ずフレーム
依頼内容は「右側のダミーセレクタとフレームピン(前)が無くなっちゃったからつけて」というだけでしたが、いきなりアッパの耳が折れていました・・・仕方ないので新品A2フレームに交換。
なぜか二つも在庫がありました。買った記憶が全くありませんが、良しとします。
新品気分を味わって頂きたく「注意書きラベル」もそのままです。
首周り
御覧のように本品は純正プラフレームなので抜本的な強化は難しいのですが、個人的に評価の高いライラの強化パーツを使用します。これは以前赤風呂でジャンク購入した記憶があります。
個人的にはこのM4の組み合わせは非常に好きです。
やっぱり固定ストックはしっくり来るし、先端が短いのはサバゲでは有用です。
A1世代のオッサンにはこのキャリングハンドルはとてもそそられます。
キャリハンに何もつけないで乗せられる光学機器とかあれば欲しいくらいです。
それにプラフレームではA2の方がM4より剛性は高いかと・・・
実射
初速:Ave84m/s(0.2g HOP無し) サイクル:12.5r/s・・・
メカボ・チャンバはノーマル。
初速はまだしも7.4v1200mhリポでこのサイクルは今のご時勢、いかんせん不憫。
しかもなぜかシリンダがフルサイズ。
ここでまさかの仏心。
クリーニング&グリスアップ、軸受け・シリンダ交換などをしたいと思っています。
個人的にはサイクルアップの抜本的な方法はモーター交換か電圧アップですが、今回は限られた条件の中でベターを追求したいと思っています(だって、チューニングしてくれなんて一言も言われていないから、パーツとか換えたらイジったのがバレるから)。
また完成しましたらご報告したいと思います(多分)。
さて、完成後における報酬ですが、先達てのAK2本で「いぶりがっこ」1パック、ノベスケARで追加1パックだったので
「今回は在庫パーツも奢ったからなぁ・・・『蛸わさ』や『鮭缶』くらい請求してもバチあたらんやろ・・・ケケケッ」
と目論んでおります。
ご閲覧、ありがとうございました。
2012年03月02日
再びM4地獄
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
「G3道を極める」
などと豪語したものの、いきなり横道にそれます。
以前ペンディング指示が出された友人所有の「ラルーなM4」の再開指示が下りました。
http://oyazigun.militaryblog.jp/e279743.html
しかもいきなり「ノベスケ12.5in」のRASを渡されて・・・。
もう「ラルーなM4」という名称が使えません。
しかたないので「ベースケなM4」と呼称変更致します。
これは先達ての重くて長い「PMCっぽいAK」の彼の所有品です。
http://oyazigun.militaryblog.jp/e301324.html
サバゲ(電ガン使用前提)おいてはバレル長による優位性はあまり無く(300mmもありゃ十分)、なるべく短いほうが良いと言うのが一般論(・・・オレだけ?)。
しかもエクステンションも付けろとの事…
― 追加のいぶりがっこ ―
「何でそんなに長いのが好きなの?」
と尋ねた所、実は彼、元自衛官で64式を使用していたそうです。そのため重くて長い銃の取り扱いには慣れており、逆に短い銃では違和感を感じるとの事。
さすが我が友、立派な変態です。
ふと、若いころ先輩に教えられた
「『長いの、太いの、硬いの、どれが好き?』と尋ねて『硬いの』と答えた女には気をつけろ」
という教訓を思い出しました。
さてそんなカンジでイキナリ問題発生。
この一本モノのアウタバレル、システマ製メタルチャンバが奥まで入りません。
まあ、良くある事です。なんかシステマ製ってガタをなくす為、タイトな設計なので、中華クオリティのアウタでは入らない物が多々あります(つか、私の拙い経験では100パー入らなかった)。
そーゆーのがジャンクで私の所に流れてくるのでしょうね・・・
前回ラルーについてきたLL製アウタを使用しようかとも思いましたが、これは基部が純正使用の2ピース構造。このためか、このRASとの相性が悪いのか、心なしかガタつく感じ…。
仕方ないので
・1ピース中華アウタ
・1ピース型M4プラチャンバ(中華製)
のワンピース繋がりで逝ってみます。
「海賊王にオレあなる!」(もーいーよ、コレ)
もはや一般化した感のある「フラットチャンバ+電気ナマズ」加工を施します。
どうでもよい話ですが、このプラチャンバに付属しているチャンバパッキン、田舎の便所の臭いがします。ナゼ?
このため作業を急いだ為、写真はありません、スミマセン・・・
メカボですが、彼は既述の理由からか、やたらとセミを多用します。
そのため、ハイサイ+ハイトルクモーターでセミの切れ重視にしては?と提案しましたが、結局、純正ギア比(18:1)でG&Pハイスモーターで20r/sに決定。
前回のサバゲの際、彼が持ち込んだGUNをすべて没収し、小生所有の「ハイサイ・マグプルノベスケSR」
http://oyazigun.militaryblog.jp/e297013.html
と「すきまM4」
http://oyazigun.militaryblog.jp/e274513.html
を使ってもらい、どのレシピが良いか選んでもらいました。
その結果
「じゃあ、すきまチャン(指名)で」
という事となりました。
おかげ様で結構ラクに作業が進みました。
懸念されたプラチャンバでしたが、室内での試射で95m/s以上出ていましたのでまあ良いトコでしょう。
組上げて
「こんな長いの、どこが良いんだろ?」
と、しげしげと眺めていると
「あっ、そうだ!アレだっ!!」
と思いつき、M203を付けてみました。
うーん、なかなか良い感じ・・・
しかもメタフレAKに比べると意外と軽量。全然、苦にならないレベル。
耳付きメタフレのため、こんな物ぶら下げてもガタつきやしなり感は皆無。
なにより、M16+M203はオッサン的には超ツボ。
数年前、ノリで買っちゃったM203ですが、コレクションに長モノが無く、死在庫と化していた物品が日の目を見ました。
「今じゃ、軽いグレネード弾もあるしな・・・ゲームで使ったら面白いかも・・・それを犬の散歩でたまたま通りがかった令嬢にみそめられ、お付き合い、そして夜明けのコーヒー・・・」
と妄想していましたが、重大な事実を思い出しました。
「あっ、コレ、オレのじゃねえ・・・」
そうでした、お預かりしたモノでした。妄想がすごいところまで膨らんだ分、なんか損した気分です・・・
週末、天気が良かったら試射したいと思います・・・
ご閲覧、ありがとうございました。