2011年09月30日
プルバップ兄弟
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
ここのところ、めっきり秋らしくなり、このテの趣味に適した季節(ガスブロ以外)になりましたが、皆様いかがおすごしでしょうか?
夏の終わりと共に発売された電ハン用のリポも試しましたが、なかなか調子が良いです。電ハンのウイークポイントの一つ「パワーが無い」問題は、ほぼ解決です。
このようにリポの出現で数々のコレクションが復活、見直されているのですが、中には
「復活させたくないGUN」
もあります。
それがこれ、
「FN F2000」です。
G&G製ではありません。メーカー?よく判らない中華製です。
一時、お手ごろ価格でヤフオクに頻繁に出ておりました。
その変態度と、当時ささやかれていた「次期自衛隊採用の小銃の候補にF2000が挙がっている」という都市伝説を真に受けて入手しました。
実物を見ると見事なまでのモナカ構造。特徴であるエジェクションポートもただのモールド、フラッシュハイダもおもいっきりM16です。
「どーすんだ、コレ」
と思いましたが、重量バランスも良く、モナカにしてはなかなかの剛性感。貼り合せはタッピングネジではなく金属スペーサをかましたミリネジ。パッと見、マルイ製をパクったような部品構成。
「これなら何とかなるかも」
と思い、試射。
ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
という何ともテンプルにカチンとくる発射音。ピニオン調整が合っていない音を想像して下さい。
っていうか、ピニオン調整できません。
ベベルのシム調整でなんとかしようと試みましたが、力尽きました・・・
構造的には完全無欠のモナカ式、マグキャッチは非常によく出来た中学生の技術の工作みたいです。シンプルすぎて潔さすら感じます。ピニオン調整できない以外は・・・。
個人的にはこの合理性は好感が持てます。フィールドストリップの機構や数少ない金属の配置などには設計センスの良さを感じます。ピニオン調整できない以外は・・・。
マルイもハイエンド商品の開発と同時に、特許侵害した海外メーカーを一本釣りしてこーゆー商品をOEM生産させてローエンドなラインアップをすりゃ良かったのに・・・どっかのメーカーみたいに・・・と妄想してしまいます。ちゃんとピニオン調整できるように技術指導して・・・(んっ、シツコイ?)
なぜかというとパッと見、マルイのコピーのようですが、部品の寸法とかが微妙に違います。似た部品をすべてマルイ製に換装したところ、かえって調子が悪くなりました。
中華銃は精度的にはアレですが、これはこれで既存のパーツの精度の悪さでバランスを保っているようです。AKみたいなモンです。
ヘタに部品を交換しないほうがかえって良いという所感を得ました。
だから安定供給できるマルイと同寸にしてもらいたいんだよねー・・・
そうこうしている内にゴム製のバットパットが腐りました。
カスイブンカイってヤツ?
・・・もう、イヤッ・・・
そんなこんなで死在庫と化していたのですが、友人から
「オヤジGUNさん、あのマグロ(F2000)、持って来てください」
とのリクエストが。
「ほう、コイツもやっと変態道が理解できるようになったか」
と喜び勇んで持ち込んだところ
「タボール(安い方)買ったんで、マグロ(F2000)と撃ち比べてみたかったんスよ、同じモナカモデルだし」
との事・・・
実際タボールもモナカ然としていましたが、なかなかの出来。分解してませんけれどもシリンダもバレルも赤のアルマイト仕上げでアルミ製がバレバレですが。
よく練られた設計、優秀な実射性能(箱出しで初速93m/s位、ちょっと散るけどアルミバレル特有の素直な弾道)。オレ的には買いですが・・・
我がF2000は見事、かませ犬の役割を全うしました。
「マグロも結構、良いッスよねー」
・・・じゃあ、オマエのタボールと交換して
と言いたい気持ちを抑え、撃ちまくりました。
うーん・・・、パワーもそこそこだし、まっすぐ飛ぶんだけどなぁ・・・ 音とバットがなー・・・
打ち負かされた様な気持ちを抱えつつ彼と別れました。
本来なら「なにくそ」とチューンに勤しむのですがそんな気持ちすら湧きません。
そんな残念な気持ちを味あわせてくれる電動ガン。それがコイツ、F2000です・・・
「そんな話はいいからダボールの事、もっと書け」
と怒られそうです・・・・・・。彼の気が変わったら、チューンしてご報告できたら良いなー、とか思います。
ご閲覧、ありがとうございました。
2011年09月23日
ハイサイ MID NIGHT
「お久しぶりです、北見さん」
「そろそろ来る頃と思ったよ、アキオ」
「知っていたんですか?」
「ああ、派手にやったらしいな、中華テッチンに純正HCギア、ククク、たいしたモンだ」(ブロー 参照)
「どうしてもまたハイサイを組みたいんです」
「どうした?もう弾バラまいて楽しいトシじゃないだろう・・・いくら稲川淳二でごまかしてもブローはオマエの未熟さゆえだ。チャンバ取り違い?異物混入?ブロー以前の問題だ」(怪奇現象(本当にあった純正HCギアの話)参照)
「しかし・・・もう一度やりたいんです、ヤツと・・・」
「ブラックバードか・・・」
「はい」(ハイサイを作りたくなっちゃった 参照)
「ならオマエのベータを使えば良い。ククク、下品だがあれは早い」(次回サバゲの準備 参照)
「だめなんです、チョッパヤと箱マグじゃあ・・・ヤツと同じ場所に行けない・・・」
「おまえ、まさか・・・」
「ええ、Ver.2で・・・イチロクで・・・」
「・・・OK、わかった、ハイサイを組もう」
―数日後―
「悪いな、付き合わせて」
「いえ、それより納品は数日後では・・・」
「ああ、細かい調整はこれからだ。その前にシェイクダウンをお前とやりたくてナ」
「北見さん・・・」
ビィィィィィ ビィィィィィ ビィィィィィ ビィィィィィ
「ほど良い速さ・・・きれいなレーザービーム・・・音にも安定感がある・・・」
「デンデンムシにアングスSSスプリング、バレルは208mm、13:1のセクカ3枚に年代モノのハイスモーター、11.1vで33r/s。まずはここからだ」
ビィィィィィ ビィィィィィ ビィィィィィ ビィィィィィ
「何やってンの?1マグ引き切れヨ!」
「しかし・・・」
「そんな指切りではモーターの本当の速さに達していない。ハイスモーターはトルクが薄い分、立ち上がりの回転数はクソだ。まあ、今どきのモーターじゃそんなことは無いかもナ?」
「・・・わかりました」
ビィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ・・・ギュイーン、カカカッ
「永遠にも思える1マグ掃射も、実際にはたったの10秒だ。それに耐えられないものはハイスとは呼べない」
「しかし、2~5秒たったらトリガを戻すのがセオリー・・・」
「サバゲは緊張の連続、時間の感覚すら麻痺してしまう・・・まあ、こういうのも良いかもナ、5秒以上引いてブローしたら『使い方が悪かったですね、お客さん』(笑)」
「(・・・全国のチューナーを敵に回す気か・・・)しかし、これならブラックバードと・・・」
「いや、まだだ・・・3000発同じように頼む」
「えっ、いくらなんでも・・・」
「相手のハイサイはハイサイでもマルイ純正。回転数で勝ってもブローしたら、それは勝った事にならない」
「・・・了解です」
ビィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ・・・
「33r/sとはいえ、この安定感・・・ギアはテッチンですね、セクカも大変だったのでは・・・」
「いやセクタはマルイ純正HCだ」
「!」
「マルイHCのギア比は13:1。スパーとベベルはSHSの13:1だ。当然逆防ラッチも普通のものだ」
「ギア比はともかく・・・噛み合わせは大丈夫なんですか?」
「ククク、そういう事は精密機械にでもまかせるんだな。きれいごとを並べても、オレ達が行っているのは誰も知らない林の中でのごく少数の暴走だ・・・理解されもしないし、理解されたいとも思わない・・・」
「・・・(答えになっていない)」
ビィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ・・・
「息切れや初速のタレがないところを見ると、セクタチップを入れたのですか?」
「セクタチップ加工品を入れて動作確認済みだが、今回はそんなものは入れていない。純正HCタペプレのみだ。その実力を見るのも目的の一つだ」
「よくそんなモノ・・・どうやって入手したんですか?」
「最近はセクタチップも樹脂製のがあって加工しやすいよナ、耐久性も見たかったが・・・」
「・・・そうですか(コイツ、無視しやがった)」
ビィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ・・・
「フン、SSスプリングで85m/sか・・・OK、アキオ、もういい、8マグも撃てば十分だ。次のS.A.(近くの自販機)で休憩だ。」
「ハア、ハア、わかりました・・・」
「アキオ、オレ、ウーロンな」
「・・・ハイ(・・・今どき自販機にウーロンねえよ。)」
「しかし、中華ギアにマルイ純正セクタの組み合わせとは・・・(バカじゃねえの)」
「ククク、ギア比さえなんとなく合っていれば電ガンなんて回るもんさ、ヨソでもやってるぜ・・・それにセクカなんてしたくても、もうできはしない・・・そういう時代だ」
「・・・もうセクカする情熱は無いと・・・?」
「そうじゃない、営繕がナ、設備室が施錠されちまって、ブラックリストのNo.1にオレの名前が挙がったってワケさ・・・申請書に理由が書けない」
「例の『ジェイソン電ノコ』事件ですね」(ホームセンター嵐!-リポ問題途中経過- 参照)
「正確には『テキサスチェーンソー』らしいがな。しかし重要なのは限られた条件の中でベターを探し出す事だ。その一つがコレさ。ポン付けも悪くない・・・」
「・・・(手抜きと会社設備無断使用を正当化しやがった)」
「もうこんな時間だ、GUNは預かっていくぞ。帰って早速、全バラだ。」
「・・・最後に、北見さん!」
「んっ、何だ」
「・・・どうしてCARBON-15だったんですか?」(CARBON15-MODOKI 参照)
「それはナ・・・」
「・・・」
「啓介、お前は変態銃(CARBON-15)でやれ。やつらが何年かかっても敗れないレコードを作るんだ」
「・・・(コイツ、元ネタ変えやがった・・・)
・・・もう、いいです・・・」
配役
アキオ:飲んでる時のオヤジGUN
北見 :飲んでいない時のオヤジGUN
ブラックバード:マルイHCを持ち込んだサバゲ仲間
・・・スミマセン、もうやりませ・・・うーん、またやるかも・・・
ご閲覧、ありがとうございました。
2011年09月16日
ピニオンリムーバー with リポ
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
先日来より必要性があるにもかかわらず、入手をしていなかった物品をめでたく入手できましたので御報告いたします。
その物品とは
「ピニオンリムーバー」
最近ハマっているハイサイチューンの過程でピニオンを壊してしまいました。
昔のシステマモーターならイモネジ外して新品交換すればよかったのですが、今どきのピニオンはすべて圧入式です。したがって、外すにも取り付けるにもこの冶具が必要です。
しかし約¥4000のモーター直すのに約¥4000の冶具+ピニオン代・・・
「新しいの買ったほうが早えーじゃん」
と躊躇していました。
そんな折、かねてより計画していた飲み会が中止になり、飲み代がうきました。
こうなると俄然、強気です。
「道具は金で買える技術、設備投資なくして技術構築なし!」
とばかりに片道60kmのショップに行ってきました。
するとどうでしょう、イーグルのリポがあるではありませんか・・・
「ほぅ、イーグルの11.1vか・・・ここはひとつ、FIRE FOXとの比較でもしてみるか・・・」
強気は続きます。
「あっ、コレ、バトンで瞬殺(即完売)した電ハン用のリポじゃん!小せぇー、貴重、貴重」
”ココでしか買えない„”今しか買えない„的なシュチュエーションに弱い私。
まさかの衝動買いです。
結局、目的の3倍以上もの出費をしてしまいました。
当然、後悔と自責の念を抱き片道60kmの帰路に着きます。
「またリポかよ。次、11.1vはET1にするって決めてたじゃん」
「つか、オレの電ハン、ランヤード式(外部電源式)だし。」
「こんなコネクタ使えねえよ。出二無さんにもコメントしてたじゃん」
「オマエは昔から計画性が無かった。バイク(50cc)買ってもメット代無くて、しばらくノーヘル、ノー自賠責だったろ」
もう一人の私が、私を責め立てます。
しかしふと気が付くと
「でも飲み会(二、三次会キャバ行く前提)行ってたら、ガソリン代も含めて、こんな金額じゃ収まらなかったよね」
そう、考えるともう一人の私も納得です。
まったく間違った、危険なつじつまが合ってしまいました。
今後、本日購入品のインプレでも出来たら良いなと思っています。
電ハンとかのね。
ご閲覧、ありがとうございました。
2011年09月11日
デザートイーグル改
震災から半年経ってしまいました。
改めて、震災で被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。お亡くなりになられた方、家族の方にはお悔やみ申し上げます。また、被災地で復興活動を行っておられる自衛隊等の方々に感謝いたします。
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
さて、最近気になっている物の一つ、それは
「思い出せない」
事です。
物忘れや物覚えとタチの悪さなどは年齢と共にひどくなるようですから、あまり気にしても仕方ないのですが、思い出せないという症状はまったく困ります。
預金をおろせないような、損した気分になり焦ります。
「オレのカード、11時過ぎたら金、おろせねーの?次の店(キャバ)いけねーじゃん」
という腹立たしさすら覚えます。
先日のストライクウォーリアの記事で「デザートイーグル並みにきます!しかもベチャっとする事なくシャープなキレ」とか述べましたが、
「あれっ、何でオレ、デザートイーグルの事なんて知ってんだろ?」
気になっちゃってハイサイどころじゃありません。
サバゲの際、メンバーの方に撃たせてもらった事はあるのですが、そこまでシッカリ観察したわけでもないし、そんな感想を持ったわけでもありません。
よくよく考えてみると
「あっ、オレ、デザートイーグル持ってたわ」
ということに気が付きました。
いやー、スッキリしました。
物忘れを思い出すというのは、脳科学的には、何か発明したと同じだそうですから、相当な達成感です。この調子でなんか特許でも出せればいいのですが・・・
そう思い、「アイデアの泉-別館-(思い出BOX)」を漁ると・・・
出てきました、マルイ製:初期型デザートイーグル。
なんか本とかで見たデザートイーグルとは違います。10年以上前に作製した物です。
たしか、マルイM29(ガスリボルバーね。みんな知ってる?)のマウントをアンダマウントにしてタニオコバのUSP(タニオコバ、USP出してたんだよ。みんな知ってる?)のハンドガードを無理やり取り付けました。
そのころからハンマはスパーが嫌いだったんですね、リングになってます。
何なんでしょう、合わせ目から変な汁がにじんでいます。
グリップは当時限定品だった「バイオハザードモデル」の形状を踏襲しようとしています。
メダリオンは手造りのガイコツが・・・スカル模様のバラクラマとか流行っているので、こーゆー趣味の人間はガイコツが好きなのかな?トレンドを先取りです。
当時はフォアグリップなんてものは、あまりありませんでしたから(そもそもRISが出たての頃)自作しています(このセンス、何とかならんか・・・)。
「RONIN」に出てきたグロック17LばりにEoTechを付けても違和感ありません(いや、あるよ、超重くなる)。
「動くかな?」
と思い、十数年ぶりにガスを注入、漏れはありませんでした(マルイスゲエ!)。
トリガを引くと
「ベシャベシャベシャベシャベシャベシャベ無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」
いきなりフルオート。ちょっとビビりました。
そういえばフルオート化したんだっけ。スライドも削れててスライドストップもかかりません。たしかフルオート用のシアなんて付けてないので初弾以外は全然パワーが無く使い物にならなかった記憶があります(なんかシアっぽいパーツにプラ板くっつけだけ)。
「ああ、これこれ、このベシャベシャ感。」
記憶の糸をたぐり寄せる事が出来ました。
補足しますと、コイツはマイナーチェンジ前のモデルで、今のモデルはベシャベシャ感は改善され、もっとガッツンガッツンきます。
疑問も解決され、一件落着となるはずでしたが・・・
「そもそも、何でオレはこんな改造したんだろ・・・」
新しい疑問が発生しました。
思い出せません・・・
本機種も改めて見てみると、「中華チープガン」のハイエンドモデルにしか見えません。
先日、旧友が訪ねて来た時、大量に買い込んだ缶ビールとか缶チューハイの残りでも飲みながら、もうしばらく、ゆっくりと思い出したいと思います・・・
あれっ、そういえば、アイツ何しに来たんだっけ?
ご閲覧、ありがとうございました。
2011年09月04日
夏の終わりにストライク
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
夏も終わりガスブロの季節も足早に去ろうとしている昨今、皆様、いかがおすごしでしょうか?
ストライクちゃんの記事となると一気にアクセス数が激減する不人気テーマですが、ひたむきに(全く懲りず)チューニングは進めていますので、夏の終わりに今一度、進捗状況をご披露したいと思います。
「えっ、何も変わって無いじゃん。肉叩きもそのまんまだし・・・」
実はまるっきり変わっています。今回フレームが金属製になり、重量バランスも向上しています。
ほら、トリガガードもグリップ前部もツルツルです。
それどころか、兄弟まで出来ました。こいつはスライドが金属製です。
つまり、ALL金属製モデルを分解して2個作っちゃった訳です。
「ニコイチ」ならぬ、「イッコニ」です。
こんな言葉があるかどうか知りませんが・・・(でもマッコリに似てる)。
以前、ALL金属のMEUが欲しいと、軽く友人に相談したところ、快く、アッサリ、ヤフオクで落としてくれました。しかし、折りしも規制直後の微妙な時期だったので、結局、スライドとフレームを合わせることなく、パーツを眺める日々でした。今思えばコレが「マルガバ大後悔時代」プロローグでした。
そこにまさかのストライクウォーリアの衝動買い。「あっ、そうだ、フレームだけテッチン使えばいいじゃん」と思いつくのにそう時間はかかりませんでした(たったの2ヶ月)。
しかし、そこは中華製、すんなりポン付けできるわけがありません。
つっても、金属フレームはすぐ付きました。ただハンマーやシアは非常に粗い造りだったのでフレーム以外はマルイ純正品にフルアセンブル交換しました。これも意外にもスムーズに。これに肉叩きをつけるアンダマウント用の穴を開けて出来上がり!
アホみたいにすぐ出来ました。あっ、でもアンダマウント用の穴はバカ穴ではなく、M3のタップを立ててネジ止めできるようにしました。これでシッカリ固定!と思いましたが樹脂製なのでヒネればネジれます。
なんだかんだで、トリガはスリーホール、ハンマもオーバル、サムセフティは小さめのシングル・・・早くグリップもパックマイヤにしなきゃ・・・
ウゥーン、イイ感じ・・・これだからガバはやめられまへんなあ・・・
問題は弟の方・・・
アニキとは対照的に樹脂フレームにスライドつけたら、外れなくなりました。どうもレール雌部(溝)の幅がマルイ製より細いようです。オイルで滑りを良くすれば・・・なんてレベルではなく細いです。
がっつりハマってしまったスライドを
「ムキー、ムカつく!もうやんない!」
と放り出していました。
そこに夏の素敵な出会いが・・・
デザートの樹脂フレームGET!勢いあまってFGまでー!そういや黒もあったー!全色そろったー!
夏の恋は人を狂わせます。
昼間に会う約束をして
「あれっ、こんな顔だったっけ?」
という同じ感覚を中身の無い樹脂フレームを眺めながら感じています。
まあ、後に残ったB.H.ホルスタが¥1500(もちろんパチ)だったので良い思い出としましょう・・・
とはいえ、出会いの頃はこのフレームをハメたい一心でサルのように擦り合わせを行いました。
いやあ、モチベーションとか集中力とは何がキッカケになるか解りません。
しかし中華製のパーツは造りが粗くて、トリガを引いてもハンマが落ちなかったり、ブローバックしてもコックされていなかったりで相当悩みました。結局、PDI製のシアに交換したら全て直りました。直るどころかトリガのキレも良くなり
「さすがPDI、¥4000とるだけの事はある」
と感心しました。
さて実射です。
まずストライクちゃん。思惑通り、ヘビー化したフレームは安定感があり、ウエイト無しのグリップでも全く違和感がありません。ロングバレル化とも相まってまっすぐ素直に伸びます。マイルドなキックと引き換えに得た速射性は確かなアドバンテージです。相手が一発撃つ間に3発は叩き込めます(練習次第で)。
マイルドとはいえ、ハンマスプリングも強化しましたのでまったくショボさは感じられません。
「うふふ、ちょっとこれ良いかも」
そこそこ(いや、ダイ)マンゾクです。
次は弟の方
まあ、副産物的に、雰囲気に呑まれて、衝動的に、酔った勢いで組んじゃったモンなんで弾が出りゃいいや・・・バカ穴も埋めてねえし・・・
ところが
ガッツン、ガッツンきます。
クソ重いスライドなので当然といえば当然ですが、デザートイーグル並みにきます!しかもベチャっとする事なくシャープなキレ。コレ、ホントにシングルスタック?
冷えたマガジンで撃つとポートから生ガスバンバン噴き出します!
まさかの大迫力!
もともと怪しげなガスで撃つためのハンマースプリングなのでしょう、相当強化されており、パワーもあります。明らかにHOPが効き出す距離がストライクちゃんより遠くです。
ですから有効射程距離内ではストライクちゃんより良く当たります。
中華製のキッタねえバレルなのに・・・ スライド、カッタカタなのに・・・
PDI製にしたらどうなるんだろ・・・
末恐ろしい次男坊です。
パチホルスタもコイツにしか合わず複雑な思いです。
まあ、結局、個性的な2機種を作製するに至り、今回のマルガバは良い形でシーズンを終えようとしています。いやあ、よかった、よかっ・・・
いやまて、そういえばシングルの40連マガジン出たんだよな!
あれでストライクちゃんを40連したらどうなっちゃうんだろ・・・
次男は40連射できるんだろうか・・・
私の夏はまだ終わりません。不謹慎ながら、もう少し熱い日が続く事を望んでしまいます・・・
ご閲覧、ありがとうございました。
2011年09月02日
ステアーHC
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
新しい総理大臣が誕生しましたね・・・野田さん・・・
ダレ?
さて、いつもしょぼいハイサイネタや過去の変態GUNのネタですが、今回は新製品のまともなインプレをし、皆様の購買意欲を湧かせる経済活動をしたいと思います。
マルイ製ステアHC(ハイサイクル)
新型の9mmタイプを再現しているとの事。どうせならA3にして欲しかったと思うのは私だけでしょうか?
ハイサイということでバレル短縮が課題なので妥当な選択といえましょう。
以前も書きましたが、ステアは好きな機種のひとつです。今回、変態度にも磨きがかかりました。数あるHCシリーズの中でも「売れそうもねえな」という予感がします。ストライクウォーリアを衝動買いした時と同じ感覚です。
うすうす、お分かり頂いているでしょうが、私の新製品購入選定に際してのセンスは0(ゼロ)です。
さて、細部に目を移しますと
ドラスティックに変化した外観に隠れがちですが、細部の改良も好感が持てる出来。HCシリーズは既存品のアップデイトの側面もありますが、その点においても合格点でしょう(何だよ、エラそうに・・・)。
購入前の懸念点であった重量バランスも問題ないありません。
「なぜ?」
と思いましたが、構成部品の多くが樹脂製に変わっていました。つまりGUN全体が軽量化されていたからです。3kgを切る軽量化。
これでは重量バランスもクソもありません。短身化とも相まって非常に扱いやすくなっています。
コレは良い!
既存ステアがやたら重く感じられます。
レバー操作でバレルアッシが抜けるギミックも健在。そのためフォアグリップがガタつく悪癖も健在。新品でこのガタつきっぷりですから経年変化でさらに悪くなると思います。そうなったらそうなったで既存ステアのようにナットぶち込んでネジ固定にしちゃいましょう。
つづきまして、実射確認。
8.4vニッ水が推奨ですが、そんなもの持ってません。7.4v2000mAリポを使用します。これでぶっ壊れるようでは今後維持も出来ません。今さらニッ水8.4miniを買い揃える気も予算もありません。
「この出会いは最初から間違いだった、悪く思わないでくれ、オマエも結構楽しんだだろ」
ということになります。
ヒューズケースも黒くなっていて新品感を盛り上げます。
まずは初速およびサイクル測定。結果は
初速:平均89.35m/s(HOP無し) 86.60m/s(適正HOP) サイクル:25.0r/s
えー、箱出しにしちゃ良いんじゃなーい。まあ、この初速計は5m/s大きく出るとの事ですが、それを差し引いても問題無いレベルです。
そしてサイクル。リポ使用ですので公表値より大きくなると思いきやきっちり25r/s。
「じゃあ、普通の8.4mini使ったら25でないじゃん」
と思いましたが、まてよ。ということはマルイ純正ニッ水はリポと同じパンチ力があるって事か!
そう考えると
「純正スゲエ」
とか思っちゃいました。そりゃそうか、電ガンを知り尽くしたメーカーが、ある程度数を揃えて発注するのだから、ラジコン用でハジかれたセルが回ってくるって事も無いのでしょう。
思い出してみるとSUSのチームメイトも純正バッテリでした。いやー、バッテリは奥が深い・・・
あれ?それともオレのリポがヘタってるのか・・・奥が深いです・・・。
飛距離的には適正HOPでは50mの一斗缶には届きません。しかし仰角つけたり、HOPを強めに設定すればそこそこ当たってる様です。耳元でガシャガシャうるさいので当たったかどうかわかりづらくていけません(私は当たったかどうかの判断は音で行っています・・・)。
40mぐらいでは一斗缶サイズにまとまっています。変なフライヤーも無し。思ったより良い感じです。
「箱出しでこのレベル・・・さすがマルイ」
というのが偽らざる感想です。つか普通にゲーム、コレでいいじゃんという気持ちです。
1マガジン、330発ノンストップで撃っても変なノイズやブローの兆候も全く見られません。しかも給弾もスムーズで息継ぎ等は確認されませんでした。マガジンもなにやらチューニングされているとの事。どこがどう変わっているかはわかりませんが、非常に優秀です。ただ、ステアはマガジンリップを押すノズルが樹脂製なのでだんだん削れたりしてリップを押す力が落ちてきます。そうなると給弾不良が出てきますのでおいおい観察していきたいと思います。
あと初速をもうちょっと上げるためスプリングを交換すれば良いのですが、ここで問題。
このHCのピストン、内径が狭いです。在庫のスプリングをいろいろ試しているのですが、パツパツで使えません。純正のスプリングすら入りません。HCシリーズ専用と謳っているAngsスプリング(赤いパッケージのヤツ)もなんか引っ掛かりがあります(でもアタリを取れば問題無さそう)。スプリングの交換にはピストンもあわせて交換するか、内径を拡張する必要が出てきそうですので注意が必要です。
とはいえ、総評的には
「コレ、良いわ」
といったところでしょうか。性能的には「メーカーチューン」ゆえの安定感やパフォーマンスを得ることが十分出来ます。例えるならインプやランエボみたいなモンです。そのままで十分早いし、イジるとなるとパーツを選ぶところなんかも似ています。
もともと優れているステアの弱点をすべて克服している本品は、既にステアを使用しているユーザーにも十分訴えるものがあると思います。
そうなると気になるのはシグやP90、G36C。これらは最初っからハイサイ向けのデザインなので
「一体どんなアップデイトを施されるんだろう・・・」
と考えるとちょっとドキドキしてしまいます。
それにマルイ製ではプルバップ兄弟のファマスやトンプソン、まさか89式も・・・
「一体どんなデザインになるんだろう・・・ハァ、ハァ・・・」
期待と妄想は膨らむばかりです。
さて、新製品インプレという形で経済活動にも寄与したので、私はこれから台風にもめげず、夜の経済活動をがんばりたいと思います。
ご閲覧、ありがとうございました。