2011年11月29日
リポで復活した漢(変態GUN)達 -クリンコフ改 篇-
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
11月に入ってからというもの、既に忘年会モードに突入し、ほぼ毎週末酩酊しております。財布の中にはオネイサンの名刺がイッパイですが、まるで覚えていません。
ブログの更新どころかネタさえありません。
仕方ないので、また過去に作製した変態GUNのご紹介をしたいと思います。
さて、ビンラディン氏の話題もひと段落と言ったところでしょうか。
センシィティブな問題ですのでコメントは控えさせて頂きますが、私のビンラディン氏の印象と言えば
「いつも傍らにクリンコフを持った、ウッドランドのオッサン」
です。
そんな感じでクリンコフは敬遠していたのですが、パッケージ的(ショートバレル+折りたたみストック)には非常に気なる存在でした。
そんなある日、友人から
「韓国のアカデミー社から出ているエアコキのクリンコフってマルイのAKメカボがポン付けできるって知ってた?」
と言う、どうでもよい情報が…
つまり作れと言うことです。もうアカデミーエアコキクリンコフもマルイAKも準備してありました。
まあ、実際にやってみるとそのとおり、ポン付けで作製する事が出来ました。
「ふーん、出来るもんなんや」
と全く他人事でしたが、その軽さ、ユーティリティーの良さが伝わってきました。
最低限の要所パーツが金属製でそれ以外はストックすらすべて樹脂製。しかし元のデザインが優秀なのか意外と高い剛性・・・AKユーザーで気分を変えるにはもってこい…
「あれ、これ良いかも」
と思いつつも、友人に納入。それでこの関係は終わりと思いました。
が・・・
「いやー、これズゲー調子良くてさ、軽いし。おんなじ物(電ガン加工済み)2丁ヤフオクで落としたよ!」
との事。
なんと言う、人を小馬鹿にした言動でしょう…結構、がんばって作ったのに…
冗談ではありません、思わず
「じゃあ、オレの作ったヤツ、買い戻させて!」
介抱泥棒にあった気分です。
結局、加工・塗装したフォアグリップは進呈したものの、本体はGETできました(このフォアグリップ作製の際、使用した缶スプレーが以前ご紹介した「海草サラダ迷彩塗装」に使われました)。
フォアグリップはレール付きに換えようとしていたので無くても平気です。でもクリンコフ用のRAS(?)は重たそうだし、買いたくても売ってなかったので「アイデアの泉」に水没中(=死在庫)のライラのAK用ボトムレールを使用しました。
これは以前AKに狂っていた時期に購入したものです。造りは非常に良いのですが、自分のAKは短くしちゃったので使っていなかった代物です。
サイドレールは同社HK用サイドレール。なぜか「アイデアの泉」にありました。
Bodyとの横幅もぴったり、ボディにネジ止めして固定しました。
フリーフロート機構なんて概念はAKには存在しません。
そしてオレ的定番のFNグリップ(UFCの74用)を付けて出来上がり!
ここまで書くとアホみたいに簡単に作れそうですが、改善点を少し…
マガジンキャッチはマルイ純正を移植しました。本個体だけなのでしょうか、微妙な寸法の違いから、アカデミーの物、そのままだと給弾不良が起きるようです。
また、マルイ純正Mgの給弾口周りの縁の出っ張りが本体に干渉し、これも給弾不良の要因となるので本体側を削りました。
これでマルイ純正Mgも使用できるようになりました(クリンコフで47のMg使用の時点でアウトなんですが…)
コネクタ接続は後方で出来るよう、配線は思い切って引き直しました。
純正は前側にコネクタがありますが、後方に持ってくると、このクリンコフは前が太いパイプなので12vウナギまで使用できるようになりますし、バッテリ交換が楽になります。
メカボを押さえる黒い樹脂パーツもつけません。
完成してみるとボトムレールの分だけ若干、重量増になりましたが、まあ、良しとします。
かくして「超軽量アタッカー系」または「二日酔いでサバゲ」向けクリンコフが完成したのですが・・・。
ウナギバッテリーが死滅していました。既述のニッカド12vも満充電できない状態に・・・
このためしばらく存在すら忘れていました。
しかしリポ導入で復活いたしました。
とりあえず長掛けHOP(電気ナマズ辛口)とパカ山ノズルでアップデイトして試射。
基本、AKなので短いバレルの割には素直な弾道。46m先の一斗缶にガンガン当たります。
集弾性を観察するためマウントベースもDIY。アイアンサイトも使えます。
非常に良い感じでしたが、弾詰まりが発生。
悩んだ挙句、ノズルをノーマルに戻したところ、解決しました。
なんかナマズとパカ山ノズルは相性が悪いのかな…?
それともこの季節、流速でないとナマズの赤はでは硬すぎるのか…
個人的にはパカ山の方が好きなのですが、やはりブランドは揃えた方が相性としては良いのでしょうか?調子の良し悪しを「相性」で片付けるのは甚だ不本意なので、いずれ「かっぱバレル」も検証しなくてはなら無いでしょう…多分。
しかし、あのネーミング、何とかならんかな…
まあ、いいや。
さて、既述の友人は本機種をどう使っているかというと・・・
スナイパーやるときのセカンダリに使用しています。
いくら軽いからって、そーゆー使い方かよ・・・
さっきからアンブッシュしないでバンバン走り回っています。アクティブスナイパーとの事ですが、アクティブにもほどがあります。
ギルスーツを着て走り回るその姿は「地獄のムック」の名に恥じません。
確かに彼には2丁必要だと思いました…
ご閲覧、ありがとうございました。
私は最近サバゲー初めて、こちらのブログ楽しく読ませてもらってます。
アカデミーのエアコキは先日見ましたが(ショボいと思った)電動に出来るんですね。
この改造って手間やお金は結構かかるのですか?
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
コメントが遅れ、大変失礼致しました。
かなり前なのでうろ覚えですが、特にこれといった難問は無く、ほとんどポン付けだったと記憶しています。
あえて言うなら、コッキングレバーが付いたフォアグリップのパテ埋めと、それに伴う塗装。またグリップにかさ上げの為のスペーサが接着してありますが、これの除去。個体によってはガッツリ接着してあり、剥すのが一苦労です。場所が狭いのでドライヤー等で温める事もできないため、誤って壊してしまったらAK74系(47系にあらず)グリップ交換がオススメです。
あっ、そうそうHOPレバーもコッキングレシーバに干渉する部分のカットもしたほうがよいと思います。
作例ではヒューズに熱収縮チューブを使いましたが、ビニールテープで絶縁したりすれば問題ナシ。
ですから費用は、基本的にマルイ製AKとアカデミー製エアコキ代のみです(グリップはお好みで……)。
確かにアエコキ状態では「ショボっ」と思いましたが、AKは形状的に剛性が高く、唯一プラフレームでも使える機種だと思っています。この点はアカデミー社製でも同じで、実使用では問題無いし、静粛性では金フレより優秀です。
回答になりましたでしょうか?
こんなブログでよろしければ、またご閲覧頂ければ幸いです。
以上、よろしくお願いいたします。