2011年09月02日
ステアーHC
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
新しい総理大臣が誕生しましたね・・・野田さん・・・
ダレ?
さて、いつもしょぼいハイサイネタや過去の変態GUNのネタですが、今回は新製品のまともなインプレをし、皆様の購買意欲を湧かせる経済活動をしたいと思います。
マルイ製ステアHC(ハイサイクル)
新型の9mmタイプを再現しているとの事。どうせならA3にして欲しかったと思うのは私だけでしょうか?
ハイサイということでバレル短縮が課題なので妥当な選択といえましょう。
以前も書きましたが、ステアは好きな機種のひとつです。今回、変態度にも磨きがかかりました。数あるHCシリーズの中でも「売れそうもねえな」という予感がします。ストライクウォーリアを衝動買いした時と同じ感覚です。
うすうす、お分かり頂いているでしょうが、私の新製品購入選定に際してのセンスは0(ゼロ)です。
さて、細部に目を移しますと
ドラスティックに変化した外観に隠れがちですが、細部の改良も好感が持てる出来。HCシリーズは既存品のアップデイトの側面もありますが、その点においても合格点でしょう(何だよ、エラそうに・・・)。
購入前の懸念点であった重量バランスも問題ないありません。
「なぜ?」
と思いましたが、構成部品の多くが樹脂製に変わっていました。つまりGUN全体が軽量化されていたからです。3kgを切る軽量化。
これでは重量バランスもクソもありません。短身化とも相まって非常に扱いやすくなっています。
コレは良い!
既存ステアがやたら重く感じられます。
レバー操作でバレルアッシが抜けるギミックも健在。そのためフォアグリップがガタつく悪癖も健在。新品でこのガタつきっぷりですから経年変化でさらに悪くなると思います。そうなったらそうなったで既存ステアのようにナットぶち込んでネジ固定にしちゃいましょう。
つづきまして、実射確認。
8.4vニッ水が推奨ですが、そんなもの持ってません。7.4v2000mAリポを使用します。これでぶっ壊れるようでは今後維持も出来ません。今さらニッ水8.4miniを買い揃える気も予算もありません。
「この出会いは最初から間違いだった、悪く思わないでくれ、オマエも結構楽しんだだろ」
ということになります。
ヒューズケースも黒くなっていて新品感を盛り上げます。
まずは初速およびサイクル測定。結果は
初速:平均89.35m/s(HOP無し) 86.60m/s(適正HOP) サイクル:25.0r/s
えー、箱出しにしちゃ良いんじゃなーい。まあ、この初速計は5m/s大きく出るとの事ですが、それを差し引いても問題無いレベルです。
そしてサイクル。リポ使用ですので公表値より大きくなると思いきやきっちり25r/s。
「じゃあ、普通の8.4mini使ったら25でないじゃん」
と思いましたが、まてよ。ということはマルイ純正ニッ水はリポと同じパンチ力があるって事か!
そう考えると
「純正スゲエ」
とか思っちゃいました。そりゃそうか、電ガンを知り尽くしたメーカーが、ある程度数を揃えて発注するのだから、ラジコン用でハジかれたセルが回ってくるって事も無いのでしょう。
思い出してみるとSUSのチームメイトも純正バッテリでした。いやー、バッテリは奥が深い・・・
あれ?それともオレのリポがヘタってるのか・・・奥が深いです・・・。
飛距離的には適正HOPでは50mの一斗缶には届きません。しかし仰角つけたり、HOPを強めに設定すればそこそこ当たってる様です。耳元でガシャガシャうるさいので当たったかどうかわかりづらくていけません(私は当たったかどうかの判断は音で行っています・・・)。
40mぐらいでは一斗缶サイズにまとまっています。変なフライヤーも無し。思ったより良い感じです。
「箱出しでこのレベル・・・さすがマルイ」
というのが偽らざる感想です。つか普通にゲーム、コレでいいじゃんという気持ちです。
1マガジン、330発ノンストップで撃っても変なノイズやブローの兆候も全く見られません。しかも給弾もスムーズで息継ぎ等は確認されませんでした。マガジンもなにやらチューニングされているとの事。どこがどう変わっているかはわかりませんが、非常に優秀です。ただ、ステアはマガジンリップを押すノズルが樹脂製なのでだんだん削れたりしてリップを押す力が落ちてきます。そうなると給弾不良が出てきますのでおいおい観察していきたいと思います。
あと初速をもうちょっと上げるためスプリングを交換すれば良いのですが、ここで問題。
このHCのピストン、内径が狭いです。在庫のスプリングをいろいろ試しているのですが、パツパツで使えません。純正のスプリングすら入りません。HCシリーズ専用と謳っているAngsスプリング(赤いパッケージのヤツ)もなんか引っ掛かりがあります(でもアタリを取れば問題無さそう)。スプリングの交換にはピストンもあわせて交換するか、内径を拡張する必要が出てきそうですので注意が必要です。
とはいえ、総評的には
「コレ、良いわ」
といったところでしょうか。性能的には「メーカーチューン」ゆえの安定感やパフォーマンスを得ることが十分出来ます。例えるならインプやランエボみたいなモンです。そのままで十分早いし、イジるとなるとパーツを選ぶところなんかも似ています。
もともと優れているステアの弱点をすべて克服している本品は、既にステアを使用しているユーザーにも十分訴えるものがあると思います。
そうなると気になるのはシグやP90、G36C。これらは最初っからハイサイ向けのデザインなので
「一体どんなアップデイトを施されるんだろう・・・」
と考えるとちょっとドキドキしてしまいます。
それにマルイ製ではプルバップ兄弟のファマスやトンプソン、まさか89式も・・・
「一体どんなデザインになるんだろう・・・ハァ、ハァ・・・」
期待と妄想は膨らむばかりです。
さて、新製品インプレという形で経済活動にも寄与したので、私はこれから台風にもめげず、夜の経済活動をがんばりたいと思います。
ご閲覧、ありがとうございました。