2013年03月03日
ステアAUG煩悩_Sp
毎度お世話になります、オヤジGUNです。
3/3は雛祭り、桃の節句です。
桃には邪気を祓う言い伝えがあるとの事。
そんな日に、ふと気がつけば今回は「煩悩」と同じ数の108回目。
運命的な「空気を読めない」業の深さに
「おいしいかも」
とほくそ笑んでしまいます。
さて、今回は以前ご紹介した「変態ステアAUG」のおさらいです(はっ?おさらい?ヒッスカモク?)
http://oyazigun.militaryblog.jp/e239956.html
これはかれこれ十数年前に作製したので造り方もおぼろげです。
仕方ないので分解してみました。
先端にはKM製の「ステアカービンキット(正式名称うろ覚え)」を使用。
んで、アウタをフォアグリップ基部ごと旋盤で切削。だいたいφ22mmくらいまで攻められます。
私にはこんな高度な加工は出来ないので、会社の設備のおっちゃんにやってもらいました。
その昔、会社の設備室でヤスリでゴリゴリしていると設備のおっちゃんに見つかりました。
おっちゃん:「おい、テメ、これ仕事じゃねえな?」
オヤジGUN:「・・・ハイ」
おっちゃん:「ナニがしてぇんだ?」
ウソをついても仕方ないので素直に全てを説明すると
おっちゃん:「全くわかっちゃいねえな!ホレ、貸してみろ、旋盤でさらってやる!」
こうして高精度で美麗な加工をして頂きました。
個人的な見解ですが、数年前は設備のおっちゃんでさえ「もの造り」に関しては前向きで、思いを形にする能力に長けており、且つ知的好奇心も旺盛だったと思います。これがかつての「工業立国」日本を支えていた原動力だと思いますが、今はどうなんでしょうか?
まったくわかりません
脱線しましたが、これに内径φ22mm、外径φ39mmのスリーブ(パイプ)を挿入。
このパイプも造ってもらいました・・・ジュラルミンで・・・
おおっ、黒染め剤がヘンなカガクヘンカを起して固まってます。
分解して写真撮ろうと思いましたが、硬くて取れません・・・
これの上に更にアルミパイプ(市販品)を被せます。このパイプ内径がφ39mm。これの根拠は良く覚えてません。多分、当時雑誌に掲載されていたRISの写真をみて
「こんなもんかな?」
と、テキトーにチョイスしたに違いありません。それっぽくクーリーングホールなどもあけました。
これにレールを付けて出来上がり。
既述のように当時はRISなどエアガン界には無く、レールといってもSS9のマウントベースです。
ピカティーニ準拠のレールはアンダーだけです。フォアグリップを付けたくて最近作業しました。
基本、アウタの付け根からネジが切ってあるのでアイデア次第で着せ替えも楽しめます。
また、サプレッサも長くしても邪魔にならないので静粛度にも貢献できます。
なにせ、ここまで短くしても使用するインナバレルは360mmとM4と同じです。
バネも弱いヤツが使えるので更に静粛性に有利です。
内部はバトン製FET実装してマルイ純正ハイサイギアを組み、リポ7.4vで25r/sくらい。
http://oyazigun.militaryblog.jp/e347906.html
11.1vでは33r/sくらいだけど弾の上がりが悪いので7.4v限定で使用しています(ハイサイ用のマガジンが欲しいなあ・・・)
んでスペックは以下の通り
・13:1セクカ3枚ハイスギア (マルイ純正HC用)
・モーター:M120(G&P製)ピニオン:ガーダー製
・ピストン:14枚メタル品(SHS)
・給排気系:SYSTEMA製NBセット
・スプリング:HC用(アングス製)
・スプリングガイド:多分SYSTEMA製 ベアリングあり
・ノズル:純正
・軸受け:オイルレスメタル(SYSTEMA製焼入れ品)セクタのみ純正樹脂製
・チャンバ:純正+長掛けHOP 電気なまず(辛口)
・バレル:参式 360mm
・初速:Ave96.6m/s(HOP無し)Ave95.6m/s(HOP適正)(0.20gマルイ製ノンバイオ使用)
・サイクル:25.4r/s(7.4vリポ ET1 2000mAh)
・FET:バトン製
最近、本機は新人君のレンタル用に使用されています。HC購入予定という事でブローした後、HCスペックにした覚えがあります。
http://oyazigun.militaryblog.jp/e352700.html
その彼も最近、My銃(P90HC)を購入しました。
これを機会にまた使用してみたいと思います。
ご閲覧、ありがとうございました。